川北八幡宮(国見町神代)

 国見警察署の諫早よりにある八幡神社。旧国道側が本来の正面。海を背にした社だ。地図(04/16/2002)


(拝殿奥の神殿)

 独立した神殿の前には、神楽殿のように開放的な拝殿がある。境内社も多く歴史を感じる神社だが今のところ資料を見つけることが出来ていない。

 旧国道側から入る。写真中央に足だけ見える一の鳥居は、安政6(1859)年に建立されたもの。

 参道もよく清掃されていて気持ちい。拝殿に向かって敷地外に武道場があり、その向うに国見警察署が見える。

【祭神】 応神天皇

 神殿に向かって右手に石祠があります。八雲大神(スサノウ神)を祀るものです。祠内には小さな古い恵比寿様が奉納されています。文化7(1810)年の建立です。

 また、更に右手には弘化2(1845)年建立の松尾大神(お酒の神様)の石祠が祀ってあります。

 神殿左側の稲荷神です。磨耗が激しく建立の時期が不明ですが、ここで面白いのは、祠の後ろの自然石の一面を削ったものも、稲荷神を祀った物です。

 寄せ神したものは、ここまでくっ付けたりしないのが一般的ですから、昔の自然石の御神体の前に石祠を、後になって祀ったものと推測します。

 

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