長崎市の橘湾側の町、網場の金毘羅岳（標高２７８ｍ）山頂の金毘羅神社。（（02/02/2002）

（金毘羅神社の拝殿）

　日見の金毘羅公園から上ってくるのがいい。日見峠からも来れるが私道につき云々の看板が気になって入り辛い。

	あくまでも徒歩の話だが、網場漁港へ、０．８ｋｍ、日見峠まで２．９ｋｍの案内がある、此処から金毘羅岳展望台に登っていく。 　標識の向かい側は、下の写真の通り、朽ちかけた白木の鳥居。あたりをよく見ると、もっと大きな鳥居があったような跡もある。
	鳥居をくぐって、山道にかかる。鳥居や拝殿前の割り石板を積み上げた素朴な石段を登って、冒頭の拝殿に出る。 　拝殿の横には、いくつかの石祠があり、拝殿裏に、石祠が祀られている。
	小さいが、なかなか細かい彫刻がされた、立派な金毘羅様の石祠だ。しっかりとお参りをして、展望台まで上ってみよう。

　展望台の階段の脇にあった石柱、なんの石柱かと思ってみると、「長崎要塞区域　第二十号」とある、戦時中、長崎は軍事的に重要地域であったので、地図も空欄になっていた。その時代の標柱は、話には聞いたことが有るが、現物を見たのはこれが始めて。