鹿大明神(多良見町木床名船津)

 国道207号線の、喜々津から木床に入り、港の中に入って、小山のように残された一角が鹿大明神。(03/01/2002)


(剥き出しの岩肌にコンクリートの階段)

 拝殿は、なんだか二軒長屋のようなようだ。中を見てみると観音堂と神社が仲良く並んでいる。多良見町内では、同じ拝殿内の共存の社殿を幾つも見る。

 地域性だろうか?

 拝殿右側が金毘羅さん。一の鳥居と二の鳥居に鹿大明神の額束があったが、いまは解体され、残る写真の三の鳥居の金毘羅宮の鳥居だけが残っている。
 左側が観音堂で、中央には諫江八十八ヶ所霊場讃岐国高照院の弘法様が祀られている。

埋め立てが進み変貌が続く喜々津、地域ではこの社を権現(ダミ)さんと呼ぶ。

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