光江稲荷社(旭町)

 光江橋を旭町側に渡って、川端の次の道を右手に入る。(03/10/2002)

 鉄製の鳥居が増えてきた中、木の鳥居が並ぶのはなかなか良い雰囲気。維新前までは杜も有ったのだが、戦後、住宅が立て込んできて、ちょっと淋しい裸の境内になってしまった。

説明によれば、1778年の創建で、光江の諌早の津で海外貿易の仲買をしていた、生糸割符商人が輸送の道中安全を祈願しての建立とか

 生糸割符の商人達が、安永7(1778)年が、航海や旅の安全、商売繁盛の守り神として創建したという。

 石祠の右手には、弘法大師に地蔵尊が祀られている。

 右手に目をやると、諫早の津であったらしく、多くの恵比寿神が祀られている。街路の整備のつど、ここの境内に集められているのではないだろうか。

祭神 宇迦之御魂神

 下の写真は、眼鏡橋架橋後の諫早城下図の一部を取り出したものだが、諫早の津や御蔵が見える中、稲荷社も描かれている。

 

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