戸石神社(長崎市戸石町)

 国道251号線から、戸石の浜に降りていく途中右手にある。(02/12/2002)


(一の鳥居の前には、いつもこのスーパーの車が)

 境内の入口は、道路に面した側面にもあり、境内は駐車禁止になっているが、駐車場と化している。

 一の鳥居をくぐると、すぐに二の鳥居。駐車している車が見える。ソテツが海の側の神社らしくていい。一の鳥居は元は海中に建てられていたと言う。

【祭神】 素戔嗚尊、櫛名田比売命、豊玉比売命

 なかなか立派な社殿。境内は駐車場と化していても、拝殿や神殿は、掃除が行き届いています。

【創建】 大永3(1523)年

 戸石神社の縁起の伝えるところによると、当時は珍竹藪で夜毎怪しげな光を発していたと言う。誰もが不気味に思い近づかなかったが、ある夜、漁師が多く漁に出ているとき、突然の暴風雨で全く視界が利かなかった。残された家族の心配をよそに漁船は皆無事に帰港した。船頭たちに聞くと口々に件の灯りが目印になって帰ってこれたという。

 その話を聞き、皆で藪を分け入ると木片と軽石が有ったので、軽石を礎石として木片で御神体を刻み祀ったのが、戸石神社の始まりと言う。

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