矢上八幡神社と大楠(長崎市矢上町) |
長崎市矢上の旧道を入ると番所橋と矢上神社の間になる。(02/12/2002)
天然記念物の大楠に曳かれながら石段を登る。正面は小学校だった。子供たちの歓声が聞こえる。
一の鳥居は昭和8年建立であるが、うえの写真に横向きに写っているのが二の鳥居。元文2年(1737)年の建立。 創建 寛文7(1667)年 祭神 応神天皇 |
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境内には古い恵比寿様も祭られていて狭い境内だが雰囲気がいい。ただ境内そのものは小学校の用地として削られたものだと言う。 さて、天然記念物のクスを、あらためて見てみよう。 |
このクスノキは樹齢は不明であるが北側のものは胸高幹囲10.15mをこえる県下有数のクスの巨木である。南側のものは胸高幹囲5.3mであるが両木ともに数本の支幹をだし枝張りも広い。 矢上の八郎川は鎮西八郎為朝に由来するもので八郎は弓の名手であったという。
八郎は、これより約600m離れている八郎橋より、この大楠を的にして弓を引いたという伝説が残る。
長崎市指定天然記念物 昭和44年6月15日