熊野神社(布津町中通)

 島原鉄道の布津駅の国道を挟んで山側に鎮座する。すぐ手前は天満宮。(07/15/2007更新)

2_0608Mapion

 下の写真の鳥居の前に道があって、その坂道の上に有るのが一の鳥居?ここから入ってきて坂を下って右手に入って境内になる。

【祭神】

伊佐那岐命 伊佐那美命

【創建】

寛文10(1670)年以前

 実質上の一の鳥居から参道をいくと、まず神橋を渡る。石段を登ってまた右手に「熊野宮」の額束が上った鳥居をくぐる。坂の上の鳥居から見れば180度回ったことになる。

 縦50センチ、横110センチ程の大きさであるこの手洗鉢の前面には、見事な龍が彫り込まれてある。言い伝えによると、天保年間に天候不順のための凶作が続いたため、天保6年(1835)に、中通地区の青年30名が島原半島一円を巡礼して喜捨を仰ぎ、その浄財によって奉納されたものである。             


(町指定文化財の手水鉢)

 二の鳥居から拝殿に至る参道の両側と拝殿および本殿の両側に数多くの石灯籠が奉納されていているが、その中で最も古いものは寛文10年(1670)に奉納されたもので、本殿右側の一番奥にある。

  

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