岩戸神社(瑞穂町)

 南高来郡瑞穂町の旧鉢巻道路から、岩戸ガーデン(ソーメン流しで有名)に入り、その奥に鎮座する。(12/06/2002)

 道路沿いの大鳥居から入るより、車でなら「そうめん流し」の看板からはいると良い。岩戸ガーデンを過ぎると、白木の標識(さへ)がある。ここからが本来の神域。300mほど杉木立の間を上っていこう。

 岩土神社鳥居に、「天保六年別當大峰山役行者當山十世住如意山照国寺大徳院宥壽法印」という字が刻んであり、神仏混淆というか修験道の聖地であったことが判る。

 創建は不明だが、宥壽法印といえばこれは進藤行壽氏のことで、江戸時代島原藩の島原以北の山伏の進退などを司った有名な山伏で、干ばつなどで飢饉になりそうな折りには、北目の山伏を誘って藩主より祈祷のための銀を給わり、雨ごいの祈祷を数回行っていると伝えられています。

 祭神として岩永姫命、水神様(水波能売命)、大山祇命を祀るというが、近くには役小角の像も祀られている。

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