三柱神社(佐々町)

 国道204号線に面して一の鳥居があるが、佐世保からなら鳥居の手前に大きな看板があるので、そこから右折する。(05/08/2002)

【神社由来記から】

 貞元2(977)年に三尊大明神として、佐々川北岸に鎮座し、以降、里村山王山、羽須和免大宮原と遷座し、寛文7年に三社大明神と改称。文化2年に現在地の西向かいに遷座。明治4年三社神社と改称し昭和41年現在地にいたる。(北松浦郡佐々町羽須和免406番地)

【祭神】

素戔嗚尊・大巳貴命・稲田姫命

【相殿】明治42年合祀が、姫神社(小浦)、須佐神社(木場)、妙見神社(口石)、天満神社(志方、古川、上里)、金毘羅神社(古堂)、北山神社・堤神社(栗林)、大龍神社・鎮守神社(野寄)その他という。

 この二の鳥居は、佐々町で一番古い鳥居で、元禄元(1688)年に鉄道官舎の宮地に建立後現在地に移転された。

 鳥居の形状は、珍しい「肥前の鳥居」の特徴を備えている。

境内社の鳥居の額束には、「尊厳」とだけ記されている。

 なんの像か60歳以上の方ならすぐにわかると思う。肉弾三勇士の像とレリーフ。この中の北川工兵伍長が佐々町江里の出身であることから、東京芝区青松寺で、永く地下室に眠っていた像を請い受け、平和の礎として、境内に祀ったものだそうだ。

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