西郷八幡神社(瑞穂町旧西郷村)

 国道251号線で伊古を過ぎ、西郷の郵便局の先から右手に入る。集落のはずれにあたる。地図(04/29/2002)


(宮参りの若い家族と出遭った)

 旧西郷村の鎮守様。そして現在でも崇敬を集めている。諫早の旧領主西郷家の本拠地とも言われている。

【祭神】

 誉田別命(応神天皇)、神功皇后、仲哀天王の3柱を祀る。

 相殿に素戔嗚尊、大巳貴命、少彦名命を祀る。

【創建】

 社伝に寄れば、文明8(1476)年に宇佐八幡の御分霊を木場名に勧請したが、後に場所が遠いため現在地の洗磯に遷したと伝えられる。

【例祭】

 この地でも伊福と同じく「6人衆」の名が出るが、最初に勧請した際は「里の6人衆」が運び、里に下りてくるときは、「木場の6人衆」が運んだとある。このことにちなんで、双方6人衆の子孫が、今でも祭礼の時は、他の氏子と異なる装束で努めるそうだ。


江戸時代初期と思われる鳥居と石祠

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