皿山大神宮(波佐見町)

 三河内から嬉野に向かう一号線の波佐見に入ってすぐ左手。(05/08/2002)

境内由緒書等から

 皿山郷は長享年間(1487〜)からおよそ元禄年間(1688〜)までに稗木場郷より逐次移住して来た人たちの集落で有ったという。入植頃から、ささやかな祠を祀りその創建は長亨元年と言われる。文久2年から大神宮の建設に着手した。しかし集落の経済状態には大きな波があり、実際に完成したのは30年間の時間を要し、明治25年の完成。このとき佐賀の名工、「筒井関平」に建設を依頼した神殿が、現在の拝殿の右手の高台に祀られている。

【創建】長享元(1487)年に小祠を祀る。

【祭神】未確認だが五穀豊穣の祈願をしたと云う。

 佐賀の名工、筒井関平の手になる神殿。左から皿山大神宮、天満宮、宮地嶽が境内で見ることが出来る。

 また、拝殿前の狛犬も関平の作といわれる。

 石造物の話ばかりになったが、この皿山大神宮では、人形浄瑠璃が毎年8月21日に奉納される。(長崎県指定無形民俗文化財指定)

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