国道２５１号線、愛野保養院の先から旧道に入ると、右手に順手の公民館がある。
（04/29/2002）

　十拳剱（とつかつるぎ）神社の創建については不明だが、旧道に面した参道の階段は、五十六段あり寛政８（１７９６）年に改修されたもの。

	【祭神】 素戔嗚尊（すさのうのみこと） 【創建】 不詳、地元では「権現」様と呼ばれる。
	「剱社」と書かれた額束が上っている。

　神社にまつわる言い伝えがある。「昔、この付近で魔物（大蛇ともいう）が頻繁に現れたので、それを退治するために神社が祀られ、地域の人々は機会あるごとに甘酒を献上したところ、なんと不思議なことにも、いつのころからか魔物は姿を見せなくなった」と言い伝えられている。

　なんだか日本武命の大蛇退治みたいですが、三種の神器の草薙の剣と関係がありそうだ。