三川内皿山天満宮(佐世保市)

 三川内焼きで有名な陶芸の里、三川内皿山の産土神「天満宮」は、境内社の釜山神社の方が有名かもしれない。(07/24/2003)

拝殿前Mapion

【祭神】菅原道真公。境内社の釜山神社に高麗媼(こうらいばば)を祀る。

釜山神社

【案内看板から】三川内皿山の氏神である天満宮の境内社として祀られているのが釜山神社。この釜山神社は中里家や里見家の先祖神であり祭神は高麗媼(こうらいばば)。

 高麗媼は恐らく慶長三年(1598)の平戸領主松浦鎮信の朝鮮役帰陣で、巨関(きょかん)などの朝鮮陶工と共に来日した人と考えられ、中里茂兵衛と結婚して椎ノ峰(佐賀県伊万里市)で焼物を作っていた。日本名を中里エイと言う。夫茂兵衛の死後、子の茂右衛門を連れ、元和八年(1622)に三川内長葉山に窯を開いたと伝えられる。

04/25/2008更新

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