住吉神社(壱岐市芦辺町)

 郷ノ浦から勝本に向かう国道382号線の住吉交差点の脇に鎮座する住吉神社。国道に面した一の鳥居から石段を下る。(09/09/2007)

【祭神】底筒男神、中筒男神、表筒男神、相殿に八千戈神大国王命(大国王命または国造大巳貴神)を奉る。

【案内看板から】

 当社は神宮皇后新羅御親征御凱旋の時、三韓鎮護の為、軍越神事を定めて御親祭あらせ給いしに始まり文徳天皇を始め十一面に亘って神位を御進めになり醍醐天皇んも御世には式内明神大社に明治4年5月には国幣中社にそれぞれ御列格になり昭和24年5月と同44年10月、同49年10月には恐くも天皇陛下より幣餞料も御奉納あそばされ今や壱岐の島の総鎮守として尚且つ長崎県下筆頭の御由緒ある神社として朝野の御尊崇殊に厚き神社なり。

 壱岐7社参拝の一社である住吉神社に参拝して、石橋(参道橋)を見つけた。この参道橋が架かる神池には、小祠(竹生島神社)が奉られていて、その下に神功皇后三韓出兵の陣鐘があるという。そこから鏡を掘り出すと降雨するという言い伝えがあるらしい。明治四年、大陸系鏡十二面、和系鏡五面が発見された。池の写真で右側に緑が見えるところ。

 ところで、壱岐7社とは、白沙八幡・興神社・住吉神社・本宮八幡・箱崎八幡・国片主神社・聖母宮をいうそうだ。

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