菜園で聞いた一言

 どの地方でも、その土地ならではの農業の格言がある。聞きかじりで未消化の部分も有るが忘備録を兼ねて記載しておこう。

■八十八夜(黄金週間)に播けば盆にスイカが採れる。

 五月の連休が立春から数えて八十八夜になる。このころにスイカの種を播けば盆に間に合うそうだ。隣の浜爺の一言だ。

■6月いっぱいは芋を挿して良い。

 芋苗を挿す時期は5月から始まるが、6月いっぱいに挿せば収穫は望める。もっとも気が短い私は5月初めには指し終わっているのが現状ですけどね。朝川師匠の話だ。

■春ジャガは年内に伏せる。

 年内に伏せて遅霜の心配が無くなる2週間前にマルチを張るのが早期収穫のセオリーだと言われる。もっとも一つ間違うと新芽が霜に合ってしまうのだが、出荷農家としては、そのへんの見極めが腕なんだろう。

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