壱岐の島を早足で巡る(プライベート観光編その2)

 久しぶりの壱岐で郷ノ浦から勝本まで見て回って今から芦辺に向かおう。すきっ腹はお茶でごまかしてね。(プロローグ仕事編はこちら)(プライベート観光編はこちら)(08/25/2007)

 県道23号線に入って、元寇古戦場の唐人原〜新城神社に回る。先週ニュースで壱岐の稲刈りが報じられていたが、あちこちでハサに掛けられた稲が目に留まる。日干ししてあるのは自家用で、コンバインで刈っているのは出荷用かな?

 23号を三軒茶屋で外れて、女岳神社〜男岳神社に向かう。男岳神社の石猿群は、そんなに古いものではないのは見ていても判るが、これだけ並ぶと壮観だ。知り合いに似た顔もあるような。

 男岳を下って、鯨の墓(鯨供養塔)に来た。大乗妙典一千部とあるから手厚い供養が行われたと思える。同じ千でも元寇遺構である貮の千人塚の方は手厚い供養が行われたかどうかも疑問。壱岐島内に千人塚は多く見られるが、それだけ大きな被害があったことが偲ばれる。

壱岐神社に参拝してから月読神社に向かう。小さな社とはいえ、全国にある月読社の元宮にあたる歴史有る社。壱岐の国に来て、ここに来ないわけにはいかない。参詣の後はもうすこし西に向かおう。

 なぜか壱岐観光ツアーのコース上に有るのに無視されている国片主神社に向かう。ここは国分寺跡にも近く現在の地名も国分。壱岐の国の中心部。なんといっても「へそ石」も有るのだから。ここから一旦下って八幡半島に向かう。

 メジャースポットの「はらほげ地蔵」と左京鼻では、観光バスと一緒になった。壱岐交通の定期観光バスの運行時間とは、ずらして走っていたが小型の定期観光バス以外にも大型バスが走っているとは思わなかった。海に浸かった地蔵様を見たくて潮見表は確認していたのだが、残念ながら時間調整が出来ずに干潮時間に来てしまったのがチョッと悔やまれる。

 原の辻遺跡を素通りして、遣新羅使墓として紹介される雪連宅満(ゆきのむらじやかまろ)の墓に参って、印通寺港の唐人神に参詣。マリンパル壱岐で土産を買って前のスタンドで満タンにしてレンタカーを返しに空港に向かう。走行200km超過、6時間の早足での壱岐観光となった。今回は仕事を済ませてからの観光だから急ぎ足になったが、次回は家内とゆっくり回ってみよう。

 そうそう、壱岐の観光ポイントを周っていて感じたのは、何処にいっても公衆トイレの整備が良い事。団体で来て混み合うことはあるかもしれないが、各所に整備された公衆トイレは素晴らしい。観光都市を宣言する長崎市を始として県内の各地も見習うべきだろう。

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