釜山職場旅行顛末記2001旅行編  

 職場旅行で韓国釜山に行ってきました。若手じゃなく部内の中堅が幹事をするとどんな風になるでしょう。出発までの事はすでに記載しましたので、今回は、旅行の中身のご紹介。

職場旅行のタイトル目次
さてさて、やっと当日 お昼はチョッパル
幹事が発券を受ける 夕食は韓定食
迎えが来て 皆さんが行ったのは?
夕食に出て 後書き
翌朝は観光? リンク集
国際市場でメガネ  

 職場の仲間13名の慰安旅行の報告です。新入社員から定年前のオジさん達まで参加。幹事と部長以外は韓国初体験、その上半分は、今度パスポートを初めて取ったメンバーです。さてどうなる事やら・・・・

■さてさて、やっと当日

  5/18(金)朝から天気が思わしくないが、なんとかもちそうな日。今日の午後から出発です。原則として博多港現地集合にしていましたので、今朝出勤してきたのは、留守番の担当課長2名に、女子社員2名。午前中対応として、幹事の私と他に4名が出て来る予定が・・・・

上五島に出張していた、ツル課長が、連絡無し。まぁ大人ですから自分で何とかするでしょうと、話していたら、昼前に戻ってきて、このまま旅行に行くという。スーツのままで荷物は、出張に行ったまま。結構出張慣れした人間は、旅慣れてますから、こんなもんでしょう。

カモメ20号は、浦上駅を12時33分発。回数券を持っていますので、予約は電話。ここでJRの対応なんですが、電話で長崎駅に予約は出きるのですが、事前に指定券の発行を受けなきゃいけないのです、浦上駅乗車の分でも、長崎で発券しますと言う。浦上で発券できないのかと聞くと、それなら予約センターに電話してくれといわれる。なんともはやだ。

予約センターでは、12:08までに発券を浦上駅で受けないと、無効だと言われるので、仕方なく早めに出発。オンラインの時代に、上記のような対応をしてくるのが、JRの実態。そうそう、準備の時もジョイロードの「幹事サンコーナー」で、予約を入れてもメールなんて来ませんでした。何週間も経ってから電話が掛かって来ただけ。ビートルの対応に比べて、あまりに大きな差。ビートルは、問合せを入れてもすぐに返ってきます。違いますね。

などと、愚痴を言いながら、5人で博多着。タクシー2台で、博多港国際ターミナル。料金は11?0円でした。

集合時間は、14:45。13名の内11名は、14:30までに集合済み。残る二人も5分前には集まりました。さすが営業マン。

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■幹事が発券を受ける

 みんなが、出発前の時間を楽しんでいる頃、幹事は発券手続きの仕事です。準備する物は(1)全員のパスポート(旅行者のエージェントなら不用)と、事前に送付されてくる(2)乗船名簿。それと(3)引き換えのチケットです。これだけもって団体受付の窓口へいきます。事前に乗船名簿をFAXで入れてますので、先方は座席表も準備してくれています、パスポートとの照合だけで、すぐに手続きは済みます。

「代理店を通してないのは珍しいですね」
とのお話。そう言えば、団体でチケットを取ったのは初めて、今まで数人単位まででしたから。

そうそう、ここでの手続き結果は、釜山側にも連絡が行っていて、向うでもチケットの準備を済ませてくれてます。釜山側で発券を受ける時に、日本側と違うのは、乗船名簿は同じ書式で良いけれど、氏名のローマ字表記を追加しておく事。港湾利用料が、1300W*人数分必要な事だけです。

うまれて初めてパスポートコントロールを通過する人が半数いるので、緊張している姿が楽しいですね。もちろん、各用紙のチェックは済ませてますので、私は安心していたら、大変、一人が書類が無い。私は既に通過済み。心配しながら見ていると、係の人に聞きながら書いてます。ほっ。

出国手続きを済ませて、早速免税ビールで乾杯。もちろん自分が吸うタバコも仕入れます。折角の出国ですから、免税の恩恵に浴しましょう。メンバーもこざこざとした物を揃えています。

そのとき先輩の山ちゃんが、にこにこして買い物を見せます。中身は「焼酎とお茶と紙コップ。どうも従来のバスかしきり旅行の癖が抜けません。
「あんまり飲むと、向うで入国拒否されますよ!」と言えば、ちょっと飲むだけだとのこと? 


(一番左で、俯いているのが飲んでる山ちゃん!!)

すっかり酔って大声を出したり。入国審査になって、同僚はみんな知らん顔、当然です。わたしは幹事ですから、何とか本人をなだめて、先に入国させました。心優しい審査官に感謝!

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■迎えが来て

 迎えはすぐにやってきました。タワーホテルの韓さんです。日韓センターのページに載ってる(05/22/2001現在)メールアドレスは、韓さんの個人アドレスで、この韓さんは、現在タワーホテルを退職されています。しかし予約はちゃんと取ってくれますし、迎えにも来てくれました。

予約はツイン一人部屋で、一泊45、000Wです。先に二泊分の支払いを済ませたらTAXも全て込みでした。(これはラッキー)日韓センターのページに載ってる価格でOKですね。個人が使った分はチェックアウト時に個別清算を依頼しました。(面倒ですからね)

チェックインは、部屋割り表を作っていっていたので、このリストに部屋番号を書きこんで、すぐに済みました。そうそう、氏名には勿論ローマ字表記をいれてます。これが無いとフロントが困ります。

ここで、メンバーに、ホテル周辺の茶房とサロンの所注意。スポーツマッサージは大丈夫。怪しげなデリバリーのオーダーをしても相談には乗らない。外出時は、幹事のチェックの為にもキーを預ける事。などなど・・・

まるっきり、添乗員になりきって、キーを渡して、夕食に出るので、すぐロビーに来てもらうように連絡して解散。

集合には30分も掛かりました。

・鍵が開かない・・・内ロックの鍵穴にキーを挿して開かないと騒ぐ。
・部屋が判らない・・・酔っ払いは3階の上は4階で、自分の5階は・・
・シャワーをしっかり使っての遅刻

予想した以上でした。添乗員さんって大変ですね。フロントにパスポートと現金を貴重品袋に入れて預けたのは、一人だけ。

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夕食に出て

 タワーホテルから徒歩5分、南浦洞でサムゲタンを食べます。事前のアンケートでは焼肉に決まっていたのですが、韓国=焼肉ではなく、ほかに美味しい物は沢山あるから任せなよ。ってことで、幹事の特権でサムゲタンに決めました。サムゲタンが出る前に定番のキムチやナムルが来ますので、これでメクチュ(ビール)を頼んで、乾杯!!

食事の後は自由行動にしていましたので、何処に行くか、何をするかで大騒ぎ。それがサムゲタンが出てきて、食べ始めると、急に静かに。旨いうまいと、大喜びです。多少韓国の料理が焼肉だけではない事が判ってもらえたようです。

食後は、国際市場に向けて散歩がてら腹ごなし。ここでカジノに直行するはずの若手から色町の質問が・・・・

みょうなデリバリーを頼むより、見せるだけでも見せた方が良いかもしれないと、国際市場の通りを超えて、陸橋を二つ超えて、チュンムドン2ガまで、足を伸ばして、交番のところから坂を登りました。10年前に比べるとちょっと寂しくなった気もしますが、初めてショーウィンドウを見て、アジュマに腕を掴まれると、目を白黒させていました。

そんな若手には、ホテルを出るときに渡した、ホテルカードをひらひらさせながら、手を振ってさようなら。(結果はみんな上がらずにカジノに行きました。と本人達は言ってます)

奥さんが怖い?、我々オジさん達は、坂を下ってチャガルチ市場に出て、コプチャンオと焼酎で二次会。これが旨いんだ!!

別行動のメンバーは、その間にスポーツマッサージに行って来た様です。行き先はホテルの紹介で、釜山ホテル前の「POWERマッサージ」電話011-876-5469(日本語専用)だそうです。30、000Wで半時間ほどマッサージをしてもらったと、嬉しそうに話してました。

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■翌朝は観光?

 翌朝7時にフロントに下りてみると、在室は11名、二人は帰ってません。そんなことは気にせず、降りてきた部長と良ちゃんと三人で、朝食にペッパン3、000Wを食べに出ました。ホテルのバカ高い(失礼)朝食なんて食べるのは嫌いだし、タワーホテルの周辺は、食べる場所には不自由しません。

8時半頃にホテルに戻ると、6名がホテルの朝食を済ませてフロントにいましたので、「散歩がてら出る?」と聞くと、みんな来ると言うので、徒歩ツアーです。タワーホテルですから、行くのは龍頭山公園、釜山ホテルとの間の坂を登って、即到着。李将軍の話をしたりして、釜山タワーに(入場料2、500W/1人)登りました。

じつを言いますと、私は今度初めて登ったんです。何回も公園には来てるんですが、登る気にならなくて・・・

はじめて上がってみると、上がったところは展望ラウンジで、コーヒーなんかも飲めるようになってて、その上にもう一つ展望階がありました。日本の繁華街にある手相占いと同じ物でも、こちらの手相占いはいかめしい顔をしています。

港がよく見えます。いまにも接触事故が起きそうな、混雑した釜山港に見とれていると、国際市場あたりのお店が、ボツボツ開店しているようです。お土産なんかを買いたい人や、メガネを作りたいと言い出す人がいますので、さっそく降りて、国際市場に行きましょう。

エレベーターで降りたところは、二階のお土産やさんでした。しっかりしてますね。目に付いた、うなぎの皮のちょっと変わったポーチと財布を買って、家内と娘の土産にしました。

さて、国際市場に移動です。

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■国際市場でメガネ

 公園を下りながら聞くと、メガネを作りたい人が多かったので、おなじみの「ネヌネメガネ」に行きましょう。国際市場で有名な「釜山カルビ」の角からちょっと下ったところにあります。

度付のサングラスを、6個、普通のメガネを7個、後で、追加を2個。結局、15個のメガネが売れました。釜山の眼鏡屋さんですから、安いのは25,000W位からあるのですが、今回は70,000〜100,000Wのメガネが売れました。価格は相場と変わらないのですが、社長の親切な人柄に惹かれて、通ってます。


(ハンサムな社長、左は近ちゃん)

わたしはこの社長が好きなんです。日本のお客さんを本当に大事にしてくれます。近ちゃんもメガネを作りました。

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お昼はチョッパル

おひるは、イルミィ(一味?)でチョッパルをたべました。ご存知テジチョッパル通りのお店です。お店の名前の通り、チョッパル以外にメニューは有りません。サイズの小・中・大・特だけです。
メガネを作った後、4人がアカスリに行きましたので、残った5人で昼食です。イルミィは、お昼は開いてないのかな?準備中だと言われたけど、そこはアジュマにお願いして、食べさせてもらいました。

チョッパルを知らない人も居るとはおもいますが、早い話が豚足。でも日本のベタベタした物とは、全くの別モノです。

昼食後は、私は足裏マッサージに向って、各自ばらばら。慰安旅行らしくない、「慰安旅行」になりました。足裏マッサージに行く前に、夕食の予約です。18:00にホテルのロビーに集合するように言ってますので、やっぱりホテルの近くを予約しましょう。

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夕食は韓定食

 予約に来たのは、タワーホテルから、徒歩3分の李大監(中区中央洞二街245-1361)、本格的な韓定食ではなく、地元の方たちが、普通に行ってるお店です。

時間前に、ロビーに行ってみると、山ちゃんが来ていない。
ほかのメンバーは、10分前に集合。日中の体験談をしています。タクシーの初乗り料金が100円チョいだとか、メーターは2*円単位でしか上がらなくてとか、地下鉄の料金の事。海外初体験のメンバーは価格差に興味があるようです。

そうこうしてると、山ちゃんが時間ギリギリで登場。手には黒いビニール袋をさげてます。「これ持ちこんでよ」と出してきたのは、美味しそうな瓜、しかし持ちこみはだめだよというと、しょんぼりしてました。

さて、うちの部長は、**パーティーの経験がある?みたいですが、ほかは全くの初体験のメンバーですから、実際に料理が運ばれてくると、皿の数の多さにビックリしていました。

料金は、一人食事のみで35、000Wのものを予約。アルコールはべつ。この料金で、伝統的な料理も食べられるのですが、宴会を考慮すると、このお店がお気に入りです。

お酒は、人参薬酒で乾杯して、ビールに焼酎。1番人気は「法酒」でした。やっぱり日本人ですね。

アルコール込みで、1人あたり50、000W以下で収まりました。

このあと、希望者二人と、チャガルチ市場に、またコプチャンオを食べに行きまして、焼酎とビールを飲んで、三人で27、000W。安いもんです。アジュマお勧めの「ひらめ」なんかをたべてりゃ、こうは行きませんけどね。

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皆さんが行ったのは

パラダイスホテル
もちろんカジノです。廻りのお客さんが、一度に10万円単位で掛けるのに圧倒されてきたようです。フリードリンクばかり飲んでたとか?

ロッテホテル
ここには、免税店とアカスリ・エステに行ってきました。

中央洞の床屋さん
山ちゃんが、床屋に行ってきて顔剃りとマッサージで30、000Wだと喜んでました。

コピーやさん
一番時間を使って楽しんだのは、西面や国際市場を歩き回って、いろんなものを買いあさってきていました。「ニセモノ」「特別な部屋」に惹かれて、入っていってコピーを買ってきた人も。
(後日談ですが、奥さんにコピーを渡したら、こっぴどく怒られたとか)

露天の時計やさん
なんだか訳のわからない時計を買ってきたオジさんが居ました。

 

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後書き

 5月18日〜20日にかけて、職場の慰安旅行に韓国釜山に行ってきました。若手達を奴隷にしない。職場の延長の旅行であっても、旅の楽しさは求めたい。そんな気持ちで買って出た幹事でしたが、帰国後清算業務を済ませて、みんなと話してみると、またこんな旅行がしたいと言ってくれてなんとか、所期の目的は達成できたかな?

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■参考にさせていただいた各サイトのリンク集

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