白土湖(島原市) |
島原城の大手の辺りから外港の先に通じる幹線道路脇の白土湖は横を通るばかりで足を止めたことが無かった。(01/06/2003)
島原湧水群の多くは1792年の雲仙普賢岳噴火に伴った群発地震によって誘発されてできたものです。この白土湖もその一つで、1792年、市街地背後にそびえる眉山が崩壊したとき、この一帯に地下水が湧きだし、一夜にしてできた湖だと言われます。
この時に何時までも水かさが上るために、藩は延べ1万人の人夫を用いて海への排水路を造った。これが現在の音無川というそうだ。すぐ脇の桶川洗場は、他の湧水同様大切に使われている。