観光旅行なら天候の悪い日は旅行を中止にしても良いが、業務出張ではそうも行かない。梅雨の或る日の五島出張。（06/29/2009）

　朝から九州商船の予約窓口に電話して運行状況を確認。午前の便は問題無しとのことで午後からの３便の予約を入れた。昼食後に窓口に行くと14：50の便は天候調査中との事で、暫くして欠航が決まる。

　仕方が無い。４便の結果が出るまで県庁で仕事。もう一度、大波止に戻ってみると、これもまた欠航となった。こうなれば本船のフェリーで行くしかない。

　雨は、ますます強くなる。フェリーが出航するのは５時過ぎになるだろう。今日はジェットホイル２隻分＋フェリーの乗客が居るので、久しぶりに込みそうだ。初めての一等客室のチケットを買って、ついでにビールも買っておこう。

　定員１０名の客室に一人。快適な船旅になるかと思えば、長崎港を出て外海になるとフェリーは縦揺れし始める。これではジェットホイルが走る訳は無い。起きてても仕方ないのでビールを飲んで寝る。

　目が覚めたら２１時。時化の為に随分遅れた。寝てても船の縦揺れに身体を預けきれず抵抗したので身体がだるい。

　かねぜんの前で何か食べようかと思ったが、身体もだるいし時間も遅いので、何も食べずに馴染みの五島バスターミナルホテルにチェックイン。隣のカンパーナホテルの大浴場にも行かずにシャワーだけ使って寝る。

　翌朝は曇っているとはいえ。なんとか雨は上がっている。朝食も旨い。さぁ仕事だ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−仕事中−−−−−−−−−−−−−−−−−

　仕事のほうは５分の出来。通常の打率は一割五分程度だから、よしとしよう。昼食に向かう。もちろん八潮に向かう。

　注文するのは、お決まりの寿司＋アラカブの味噌汁。これが旨い。食後に三便のジェットホイルの予約を取っているので大波止に向かう。

　ジェットホイルは定刻に出航したが、１０分もしないうちに停船。福江港にノロノロと引き返す。

　九州商船からは詳しい説明は無いがダイバーが二人船底で作業を進めているので、なにか機関に吸い込んだんではないか？？？

　機関調整中につき出発ロビーでお待ちくださいと何度も同じ事をアナウンスするが。待ちきれない乗客はキャンセルして空港に向かったり、次の四便へチケットを切り替えたりしている。

　ダイバーの整備も諦めて欠航のアナウンスが始まった。残っている乗客は特急料金の払い戻しを受けて四便のジェットホイルにチケットを切り替える。

　そうこうするうちに四便のジェットホイルが普段と反対の船着場に入ってきた。昨日の昼過ぎから一日半で仕事をしたのは３時間。こんな出張もある。

長崎県長崎市元船町１６−１２
九州商船株式会社
０９５−８２２−９１５３

長崎県五島市東浜町1丁目2番1号
五島バスターミナルホテル
０９５９−７２−２１１１

長崎県五島市中央町７−１２
八潮
０９５９−７２−６１８８