一部の旅行代理店のプラン以外には立ち寄り湯を受け入れていない宮崎旅館も、地元の雲仙市観光協会が実施するスタンプラリーには参加しない訳には行かない。雲仙・小浜・瑞穂温泉合わせスタンプラリーのリストに宮崎旅館の名前が有ったので立ち寄ってみた。（12/25/2012）

　フロントで「立ち寄り湯を。。」というと、「現在は立ち寄りは受け入れていません。。」と丁寧に断られたので、温泉湯合わせスタンプラリーのパンフを出すと、「済みません。それはＯＫです」とのこと。普段受け入れをしていないので立ち寄り料金もパンフを広げて確認しているのが愉快だ。

　丁寧に奥の大浴場まで案内して貰っている間も、「朝から湯を落とすので立ち寄り時間の設定が。。。」と説明をしてくれる。当方としては事情は充分承知しているので「そうでしょうねぇ」と受け答えをしながら歩く。

　会合等の宿泊で何度か来た事はあるが、立ち寄りは初めてなので何だか新鮮に感じる脱衣室。準備を済ませて浴室に向う。

　硫黄の良い香がする。ここ宮崎旅館は云わば地獄の中に建っている様な物で温泉も自噴している。大げさに言えば地獄直結の湯だ。

　窓辺になる浴槽の縁に頭を乗せて身体を伸ばす。好みの酸性の湯に頬も緩みっぱなしだ。下の写真は湯船目線を写したもの。

　内湯を楽しんでから露天にも出てみる。今度は半身浴の打たせ湯目線だ。

長崎県雲仙市小浜町雲仙３２０
雲仙宮崎旅館
０９５７−７３−３３３１

通常は立ち寄り湯の設定は無い