長崎県雲仙市 雲仙 有明ホテル

 お山、雲仙。明治37年の創業当時は有明と書いて「ありあけ」ホテルと読ませていたが、外国人から「ゆうめい」と発音されるため、有明(ゆうめい)ホテルとなった。ここは雰囲気の良い宿だ。ヤフートラベルから予約も可能だ。結構リーズナブルなプランも有る。 (05/31/2009)

Mapion

 フロントで入浴料を支払い、タオルを受け取る。丁寧にエレベーターまで案内される。途中には創業当時の写真や宿の歴史を現す展示品が並んでいる。シャフトが木製のクラブセットは100年も前のものだ。傾斜地に建っているためフロントが2階となり大浴場は地下一階となる。まだ立ち寄り湯の時間になってなかったためか、貸切状態だ。

 フロントでタオルは貰ったが、脱衣室にはフェイスタオルは充分に置かれてある。櫛やドライヤー等も準備されていて手ぶらで来ても困ることは無い。

 大浴場の足元も濡れていない。大きな湯船を一人占めだ。酸性の硫黄泉は夏場になると入りたくなる。湯上りはさっぱりするし、汗疹対策にもなりそうだ。

 ひとしきり湯を楽しんだら、露天風呂に出てみよう。石造アーチ橋の桜橋の上流に、大浴場も露天風呂も掛け流しの溢れた湯がそのまま放流されている。

 今日の湯は灰色がかった薄緑。季節や天候で、もう少し白くなったり澄んだ湯になったりする。湯の色が変わるのは自然現象だが、温泉掲示は3通り有って下記のように記載されている。

表記の1 表記の2 表記の3
・源泉名 雲仙温泉

・単純硫黄温泉

・低張性−弱酸性−高温泉

・源泉名 清七地獄

・含硫化水素、酸性緑礬泉

・源泉名 ----------

・酸性・含鉄・硫酸塩泉

・低張性−酸性−高温泉

 表記の3が、公式の表示であったので末尾には、それを参考に記載した。

 静かで雰囲気も良い宿。気になったのは自販機でペットボトルが10円高い160円だったことぐらいだ。

長崎県雲仙市小浜町雲仙380
有明ホテル
0957−73−3206

営業時間 14:00 18:00 入湯料
(大人立寄)
700円 泉質 酸性・含鉄・硫酸塩泉
低張性・弱酸性・高温泉 pH 2.4

九州温泉道 bQ6】

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01/11/2011更新

 

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