させぼ世知原温泉 くにみの湯 山暖簾 |
黒川紀章氏の監修による建築は、着工当時話題を集めたものだった。オープン以来、地域の温浴施設として人気が高く、昼時に食事がてら寄って見ても何時も多くの入浴客が居た。(03/03/2009)
2月9日から月末まで工事で休館していたこともあり、3月1日から新しい源泉の湯が供用されるということで、初日は随分賑わったそうだ。今は毎日、先着100名にオリジナル入浴剤を1パックサービス中。
工事前以上に入浴客が多い。写真の右手には沢山の人がいる。お願いして写真を撮らせて貰った。見ての通り、黒を基調にした「岩風呂」と呼ばれる方の大浴場。
良い感じの石の浴室には違いないが、岩風呂とは呼びにくい。
ネーミングに不満はあるが、浴室自体に不満はない。石タイル等をメインにした風呂は、一歩間違うと洋風の趣の無いものに成ってしまうが、さすがは黒川紀章といったところか。
入浴客が多いと混ざって観察できないが、人がいない温めの浴槽には、温泉成分が浮いている。なかなか期待が持てる。
露天に出てみよう。今日は生憎の雨。眺望はきかないが、それでも露天は気分が良い。天気が悪いせいか露天の利用者は少ない。
風呂上りはロビー脇のデッキで涼む。ロビーの中には世知原で石橋のスケッチと石橋の紹介に頑張っている末永さんの作品が飾られている。
そう、世知原から吉井に掛けては、近代の石橋の宝庫。末永さんのフィールドだ。そういえば最近は連絡をとってないが、ここで見る限りでは、お元気で頑張っているようで安心した。
長崎県佐世保市世知原町上野原316
公共の宿 世知原温泉くにみの湯 山暖簾
0956−76−2900
営業時間 | 10:30 | 〜 | 21:30 | 入湯料 (大人立寄) |
500円 | 泉質 | ナトリュウム・炭酸水素塩泉 低張性・弱アルカリ性・温泉 |
03/07/2009更新