島原市有明町の有玉温泉マルマサ |
「海のものならマルマサ」のキャッチコピーで長崎人なら誰でも知っている丸政水産。その本社の裏手に有玉温泉がある。島原鉄道湯江駅の正面でもある。(12/20/2008)
渋谷シエスパの事故を受けて2008年10月に施行された改正温泉法にでは、一定量以上のメタンガスを含む温泉については規制が導入された。 マルマサの源泉は「メタンガス濃度が25%有り、希釈などを行えば温泉としての効能が薄まる」と判断したとかで、4月4日で営業を打ち切った。
島原からの帰りや雲仙の山歩きの後に何度も、お世話になった有玉温泉。いつも入浴客が居て写真が撮れなかったのだが、今日は湯に浸かっていたら最後の人が上がった。さっそくカメラを取ってきて撮影。済んだかと思ったら、すぐに次に人が来た。温泉マニアの人達は、どうやって写真を撮っているのだろうか?
番台の小母ちゃんに300円を払って脱衣室に入る。なんにも無いが清潔な脱衣室は好感が持てる。浴室内も、いま人が上がったばかりなのに桶や椅子が整理されている。丸政水産が用水用にボーリングをして、良いお湯が出たので外部にも開放してくれている温泉は、近所の人から大切にされている。
浴槽の温度は温めだが、やや褐色の炭酸分のある泉質は疲労回復には、なかなか良い。
長崎県島原市有明町湯江甲445-1
有玉(ゆうぎょく)温泉マルマサ
0957-68-5588
営業時間 | 12:00 | 〜 | 21:30 | 入湯料 (大人立寄) |
300円 | 泉質 | ナトリウム−炭酸水素塩 (低張性−弱アルカリ性−温泉) |