本明川の橋々を訪ねて

 お彼岸を前にした一日、本明川の橋達を訪ねて散歩してみましょう。
一般に下流に向かって左岸・右岸と呼ぶのだそうですが、私は下流から歩きましたので、上流に向かって左岸右岸と記載しています。

1)不知火橋

本明川の一番河口側の橋です。肥前長田駅から島原に抜けるコースの橋です。この沿道には「ゆうゆうランド干拓の里」があります。

この写真は、諫早湾側から撮影したものです。

この上流に不燃物処理場やし尿処理場があります。

右岸堰堤を歩けますが、大型車が時々やってきて、ノンビリは出来ませんでした。

不知火橋から上流に歩いていくと、途中で福田川と合流します。そのちょっと上流に国土交通省の諫早事務所があります。

この事務所が本明川の治水の総本山。

向かいの本明川河川敷では、毎年、総合防災訓練が開催されています。

そうそう、途中にあった九州農政局諫早湾干拓事務所は、撮影を忘れてしまいました。

2)光江橋

この光江橋から、国土交通省の諫早事務所の間の河川敷が、上記の防災訓練や精霊流しの終着点など、いろんな諫早の行事の開催場所になります。

紅白のポールが見えますが、ここが河川敷の入り口です。

また、橋のすぐ下流に倉屋敷川の合流点になります。これもまた下流からの撮影です。

3)諫早橋

207号線の泉町交差点から昭和通りに掛かる、四面橋に次いで交通の要所にあたる橋です。

上記の光江橋から鉄道橋までが旧市街地に架かる橋達です。

不知火橋が架かるまでは、この橋を通って島原方面に向かう車が多かったそうです。

4)新橋

栄町・本町アーケードと八天アーケードを結ぶ橋です。

アーケード自体は日中交通規制をしていますので、主要地方道でありながら、車が少ないので、比較的ノンビリと渡れます。

諫早湾干拓までは、ここまでボラの遡上が見られました。現在は目にすることもありません。

5)眼鏡橋(水道橋)

名前の通り、もともと石造りの眼鏡橋が架かっていたところに、現在は水道本管が架かっていますので、名前は眼鏡橋ですが、水道橋とも呼ばれています。

歩道だけに使用されています。

6)高城橋

諫早の中心、市役所・図書館の通りから対岸に向かう橋になります。

諫早水害祈念式典(万灯篭流し)の主会場になりますので、その関係か?歩道部分が二箇所広くなっています。

この橋の周辺が、花火見物のベストポイントだと言えるでしょう。

7)公園橋

山下淵の下流に位置する公園橋です。

諫早市はアーケード周辺とこの橋の右側の天満町、そして駅前周辺が歓楽街(と言うほど無いけど)を形成してます。

タヌキは時々、栄町で一次会をやって、この橋を渡って、天満町で二次会を・・・・・

人間に化けて呑んでますから、しっぽが出てたら、そっと教えてくださいね。

番外)飛び石

橋じゃないんですが、昔ここに架かっていたのを、フジテレビの番組「親戚達」の撮影の時に復元して、その後整備しています。

あんがい便利なので、タヌキも時々渡ります。

お向かいに見えているのは、諫早神社です。

8)四面橋

国道207号線に架かる橋です。昔は、この左岸から左にカーブして上り、その先で34号線と合流していましたが、現在はJRの下を潜っていきますので、昔よりは便利になりました。欄干に蛍のレリーフが有るのですが、うちの子供達は「ゴキブリ」だといって、この橋を「ゴキブリ橋」と呼んでいました。

この橋からJR諫早駅までの間が、駅前の飲み屋街です。下流から見て左岸が永昌東町・右岸が天満町です。

9)裏山橋

JR諫早駅前から、まっすぐ来た橋になります。そんなロケーションの橋が、こんな名前をつけられたかと考えると、この橋の手前右岸に裏山と呼ばれる風致地区があります。それからのネーミングだと、タヌキは考えるのですが・・・

この橋の上流側左岸にMAMレディースクリニック(松角産婦人科)がありまして、ここで我が家の長男・次男がお世話になりました。

10)上宇土橋

裏山橋のすぐ上流の橋なんですが、この橋が現時点では、一番最近改修された橋です。現時点では渡ってすぐ堰堤道路に曲がるしかない道路なんですが、将来はトンネルが出来て直線で福田・長田方向に道路が出来ると、10年以上前から計画があったのだけど・・・・・

こんど暇な時に、都市計画課でものぞいて見よう。

11)鉄道橋

長崎本線の鉄道橋です。タヌキの奥さんは、この橋を特急カモメが渡る姿が好きなんだそうです。

この橋の上流側までが、国土交通省の直轄区間となります。川床や河川敷が、自然風に親水工事がなされていることに気がつかれました?

12)蛍橋

橋の手前右岸に、諫早高校の野球部のグランドがあります。この日も真っ黒になって練習しています。

名前の通り、この辺りでは蛍を見ることができます。右岸の本明地区の小川に入ると、梅雨前は結構たくさん見ることができます。

タヌキの巣穴もこの近くです。

13)平松橋

右岸に平松神社があります。蛍橋から、この平松橋までの右岸河川敷では、特定の自営業の人が「野焼き」でゴミを焼いています。

注意をしたところ「やかましい、よそもんがイロイロいうな!」と言われてしまいました。

タヌキの散歩コースの一部です。私は対岸の住人ですからよそ者だそうです。

14)彦城橋

平松橋の先からJR大村線から離れて、本野・富川方向に曲がって、ここまで来ると諫早市の本野支所が左岸にあります。この橋の右岸の山が彦城で、中腹に諫早市水道局本野浄水場があり、現時点では一番新しい浄水場です。

この山一帯を開発して、ニュータウンを造るとバブルの頃に話があったのですが、いまは・・・・

この橋の脇の「無人販売所」の野菜を散歩の途中に求めます。

15)中学橋(手前)

16)琴川橋(奥)

写真でよく見えませんが、右岸が本野中学校で、その上流に二本の橋がかかってます。

名前を確認するのを忘れてしまいました。

17)昭和橋

珍しく上流側からの写真です。本野の集落を過ぎて旧道と合流する辺りなります。

この先で、本明川の大きな支流である、湯野尾川との合流点があり、バス停の名前も「二股」です。

18)帯田大橋

これも上流側から撮影です。広域農道「レインボーロード」から、目代に向かうところに架かっています。

本明川ダム計画の概要を知るために歩いた時に、最初の場所の特定用に撮った写真は、この橋の左岸上部からです。

19)円能寺橋

ダムが出来れば無くなるはずのこの橋まで歩いてきて、今日の散歩はおしまいです。

このちょっと上流がダムの建設の中心になりますので、この橋はダムの中に埋まってしまいます。

彼岸花が咲いてました。

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