御書院の「なんじゃもんじゃの木」(諫早高校)

 旧諫早領主の現存する大名庭園、諫早高校内の御書院に「なんじゃもんじゃ」が咲いた。(04/18/2002)

 諫高のんのこにも、「なんじゃもんじゃの花の色」と歌われ愛されているこの木は、ヒトツバタゴという。ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉高木。満開になるとこのように雪が積もったように美しい姿を見せてくれる。

 遠くから見ると雪のような花も、近くで見ると一つひとつは可憐な姿。このカットは花の形を見てもらうため、日陰側の花の少ない部分を写したもの。

 御所院内はクスの巨木を始めとした古木が多く、ヒトツバタゴの木も陽のあたらない池の反対側は、この様に花が少ない。

 しっかりと陽のあたる池に面した側は、このように花が密集しており、まさしく雪が積もったような、純白の姿を見せてくれる。

 諫高の生徒達は、清掃作業などで入るほかは、庭園を傷めないように庭に降りることは少なく、隣接した図書館から眺めたり、下校時に弓道場脇の入口から、そっと眺めることになる。

 

このカットが、諫高OBには懐かしいカット。

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