梅雨空に本明町を歩く

 長雨や集中豪雨も一休み。明日は晴れ間が見えるとの予報も出ている今日は午後から曇ってはいるが雨は上がった。(06/22/2008)

河童が佇む

 本明川に架かる蛍橋を渡って本明の集落に入る。右手には諫早高校の野球部のグランド。此処は諫早の旧市街の北にあたり古くから人が生活していた地域らしく道を歩いていても町並みに落ち着きがある。

 今は田植えの終盤。先週までは家々の庭先に苗が並んでいたが大方の田植えは済んだ様で拡げられていたシートも姿を消している。集落の中には昔の水場が整備されて何時もなら収穫物を洗う人が居るのだが、この天気では致し方ないのか河童も閑を持て余しているようだ。

 夕方になれば蛍が飛び交う橋の周辺も昼下がりは静かなものだ。今夜あたりは蛍見物の人出も多いだろう。もう少し本明川の上流の方に歩いてみよう。平松神社の裏山が伐採されている。今なら城跡の遺構も見易いから梅雨が上がったら登ってみよう。

 平松神社の鳥居が修理されている。境内も草刈がされて気持ち良い。参拝を済ませて本殿裏の弘法様を見てみると、お堂も手が入っている。

 町外れまで出て本明川沿いに下ってくる。平松橋に妙なものが付いている。よく見れば超音波水位計のようだ。川向こうにはテレメーターの局舎もある。国土交通省の本明川の頁を見ると琴川橋が表示されていた。もっと上流の橋だ。

 本明川の対岸にはJR大村線が有るが、この区間は今でも電化されていなくてディーゼル車が走っている。このまま蛍橋まで下っていけば、約4km弱の散歩コース。

 田植えが終わったばかりの圃場を見るのは楽しい。これから週毎に成長する稲の姿は尚良い。どうも人の手が入った緑を見るのが手付かずの自然の姿を見るより心が休まるのは農耕民族の血の為か?

いいなぁ・・・・この風景

fwd-net長崎・諫早へのリンク

inserted by FC2 system