諫早郷土館

 たまには郷土の歴史に思いをはせてみませんか?天佑寺交差点近くの郷土館に行って見ましょう。ジゲモンには、諌早家の跡ですから、すぐ判ります。

 立派な門構え、元男爵家である、諌早家のお屋敷が、諫早市に寄贈されて、諫早郷土館になっています。

 ここでは、旧石器時代の出土品から、古代肥前の国伊佐早の荘時代、また南北朝から伊佐早の統一をした、西郷氏、その後、諫早になった竜造寺家、干拓の歴史、諫早の水害の歴史と、幅広く、また判りやすく展示されています。

 ジゲモンも学校時代に行ったことはあっても、最近は行ってない方が多いんじゃないですか?

 こういった施設の展示物や資料の写真撮影は教育委員会の許可を得なければいけないので、館員の方にお尋ねしたら、「きちんとした写真が必要ならここに記載してください」とのお話でしたので、館内にある申請書に一応記載しましてら、なんと、資料を出す準備を始めましたので、「スナップ程度で良いのですが」と、申しますと「じゃあどうぞ」と親切な対応でした。

 タヌキごときのHPには、学術資料みたいな写真は、恐れ多くていりません。ありがたく礼を述べて、ストロボも焚かずに、スナップだけで、見学です。

 原始・古代のコーナーは素通りして、竜造寺・諫早家重代の鎧具足にご挨拶してから、大好きな民具や工具を見に行きます。

 往時の船作りの道具を見ていると、よくもこんな機材だけで、正確な加工が出来るもんだと、昔の職人さんの腕に感心してしまいます。

 奥にあるのは養蚕関連ですね。諫早には戦前養蚕も盛んで製糸の工場があったんです。

 昭和32年の諫早大水害のコーナーでは胸が傷みます。恵みの源の本明川ですが、急峻で短い川に遠浅で干満の差が大きな諫早湾。水害と戦う歴史です。

 館内の写真は、随分前の写真なんですが、今回行った時も基本的には同じなんですが、より整理されて、室内もきれいになってました。

 せっかく来たんですから、屋外も見ていってください。本館に向かって、左側には藩政時代のものを初めとして、沢山展示されています。

 本館の入り口前は、玄関からちょっと判りにくくて、入らない人が多いのですが、回遊式の日本庭園がよく手入れされていて見事です。


この仔も、待ってますよ!!

諫早市原口町774-1
諫早郷土館
0957-23-3001

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