予約サイトで検索すると、嬉野温泉で最低価格帯でヒットする一休荘。この価格帯の宿を敬遠する向きも多いそうだが、実際に泊まってみると案外良い宿に出会えることもある。ここも、そんな宿の一つだ。（03/27/2009）

（上の写真のリンクから予約サイトへ）

　場所はバスセンターの前。自家用車の場合は宿の１５ｍ程奥に屋根付きの駐車場がある。私は勿論ジムニーでチェックイン。

　勾配のきつい階段を階段を上がった、桜の間に案内された。階段も廊下もピカピカに磨かれて掃除が行き渡っている。掃除の良い宿は良い宿だ。

　部屋はトイレが共同の部屋。全７室の宿には勿論シャワートイレが付いた部屋も有るが、同じ一泊二食付きの６，９８０円のプランで、トイレが共同の方を選べば料理がチョッと良いから、トイレの共同が気にならない私は迷わず予約した。

（ちなみに上が04/14/2009に泊まったトイレ付きの部屋）

　さっそく温泉に浸かって見よう。浴室は岩風呂とタイル風呂の二ヶ所がある。どちらも鍵を掛けて入浴する貸切風呂のスタイル。

　源泉は、嬉野温泉観光（株）４-３源泉からの引き湯だから近くの宿と同じもの。しかし小さな宿であることから、一休荘さんでは掛け流しで使っている。「熱すぎる時以外は水道水を入れないで」と書かれたカランは源泉そのままと水道水用が並んでいる。

　加温循環の配管はされているが、実際には使用されてなく、掛け流しで使えるのはありがたい。温泉を堪能したら夕食だ。

　配膳をしてくれたのは、若い女将さん。くるくると忙しく動きながらも笑顔が優しい。この宿にして良かった。

　しっかり夕食を摂って一休みしたら、近くへ立寄り湯をしたくなった。チェックインのときに貰った「どこでも入浴優待券」を使ってみよう。このチケットは提携の立寄り湯なら２００円で何処の湯でも入れる。

　近くで高い立寄り湯は、ホテル桜・大村屋・大正屋・和多屋・ハミルトン・嬉野館・和楽園辺りだが、最近寄ってない大正屋で使った。どうせなら高いところで使おうと貧乏性が出たようだ。

　夜遊びの後は、備え付けの書棚から「総務部総務課・山口六平太」を借りて、部屋でゆっくり楽しませて貰う。

　翌朝は。７時から朝湯を楽しんで部屋で朝食を頂く。

　朝食を済ませてから、今を盛りの桜を楽しむ。今回は何処へ行っても貸切状態。今日３月２８日からは高速料金が１，０００円に成る。今夜は嬉野も賑わう事だろう。

嬉野で　お湯も桜も　独り占め

　安くて大丈夫かな？と思って今まで予約を躊躇していた皆さんへの宿泊レポートと思い纏めてみた。

佐賀県嬉野市嬉野町下宿丙１５-６１
旅館　一休荘
０９５４-４２-１３１５

旅館　一休荘への予約は此処から

04/15/2009再宿泊で更新