一年振りにビートルで釜山に夫婦旅

 別府にばかり通っていて、昨年のゴールデンウィークから釜山に行ってない。そんな事を家内が言い出したので海の日の三連休に釜山にいく事に決めた。(07/17-19/2010)

 二泊三日の日程では大好きなカメリアでは現地一泊しか出来ないのでジェットホイルを選択。昨年、JRとの共同運航であるコビーの対応に疑問を持ったので、ダイアにチョット不満は有ったがJRのビートルを選んだ。

 三連休の直前予約、まったく割引無しの正規料金お一人様往復26,000円は痛いがしょうがない。まぁ、この時期はツアーも高いから同じかな?

 釜山に着いて、去年の残りのウォンが有るので、そのままタクシーで南浦洞のホテルフェニックスに向かう。光復路が近づくと正面にロッテの建物が壁のように聳えている。去年は鉄骨だけだったんだけど。

 チェックインを済ませて、さっそく昼食に出る。暑いのでミルミョンを食べよう。PIFFの裏通りにはミルミョンの店が何店舗か有るが、私は、此処が好き。

 冷やしラーメンだと言う人も有るが、これはラーメンとは別物。旨い。3,000W(小)

ピンボケだなぁ

 御腹が納まったら家内の好きな、ウリセゲに寄ってみる。家内が店内に入っから、私が外でタバコを一本吸い終わらないうちに出てきた。何故?

 家内に聞いてみると、顔馴染みのお姉さんが居なくなって、今の人は別サイズが有るか?色違いが有るかと聞いても「無い」と応えるだけで、なんだか買い物をする気が無くなったとの事。やっぱり対面販売は人だなぁ。

 ウリセゲを後にして、ロッテ光復店に寄ってみる。地下道から入ったのだがデパチカには、本格的な回転寿司や餅屋まで有って驚く。家内は各フロアをゆっくりチェック。私は屋上に直行。

 まずはウッドデッキの喫煙コーナーで一服。喫煙者にやさしいなぁ。外周の建物から一段低くなった屋上庭園はなかなか居心地がいい。

 そうは言っても、これだけの高さだ。眺望を期待して展望フロアに上がってみる。スケルトンのエレベーターまで有ってお洒落だなぁ。

 南北に展望フロアがあって、此処は北の市街地を眺望できるフロア。これだけの高さが有ると、龍頭山公園の釜山タワーに登る必要は無くなってしまいそうだ。

 いったん下って南側の展望フロア。晴れていれば対馬も見えそうだ。

 屋上で遊んでいたら家内も上がってきた。しばらく屋上庭園を見ていたが暑いので地下に直行。フレッシュジュースを買って、飲みながら食品売り場を物色。カラフルな春巻きにビックリ。ちょっと食欲は湧かないなぁ。

 そうそう、一年振りに南浦洞辺りを歩いて驚くのは、あの深い地下道に下りる階段にエスカレーターが設置された事だ。楽になったなぁ。

 エスカレーターを使って、ぶらぶらと街歩き。馴染みの店に顔を出したり。無くなってたり。一年というのは短いようで長いなぁと実感する。


 カフェで休んだり買い物したりしているうちに陽も傾いてきた。よく歩いたせいもあって空腹だ。家内の贔屓である釜山カルビに向かう。味付きカルビとサムギョッサルを三人前づつ注文。焼肉を食べつくした後には冷麺を追加。誰だ?ダイエット中なのは??


 満腹、満腹と腹をさすりながら夜の街を腹ごなしの散歩。腹ごなしと言いながら屋台が気に成る・・・・・

 宿に戻って、遅くまで家内と話し込んで、翌日は7時過ぎに起床。普段朝食は軽くしか摂らない家内に合わせて、今朝はシンチャントーストに向かう。

 シンチャントーストで御腹を満たして、最近オープンしたロッテのスーパーをのぞいて見る。ディスプレイはスッキリして商品は選びやすい。しかし店舗面積が狭いので品揃えが不満。サンゲタンのセットが気になったが価格は高め、やっぱり我が家には農協スパーがあっているようだ。

 一旦宿に戻って地下鉄で西面に向い、家内はロッテの免税店。私は街歩き。夫婦がそれぞれの時間を楽しむ。ノンビリしていたら家内から電話。そろそろ昼食に行こうという。

 昼食は家内の希望で東莱ハルメパジョンだ。地下鉄東莱駅から徒歩で15分ほど。ここのパジョンは別物で旨い。店について、まづは冷えたマッコリを頂く。

 待望のパジョンが出てきた。今回、釜山に来たのは、このパジョンを食べる為といっても良いほどだ。そうは言ってもパジョンだけでは昼食に足りないので、家内はピピンパップ、私はチュオタンを貰う。旨い。

 御腹は一杯になったが、外を歩き回っていると暑さに遣られてダウン。木陰で暫しの休憩。少し元気が出たので南浦洞に戻る。

 手元のウォンが無くなって来たので両替をする。昨年末に発行された50,000W札と御対面。どこかっで見た女性の肖像だ。良妻賢母の代表、申師任堂かな?なんにしても最高額紙幣に女性が登場とは韓国も変わったものだ。

 おなじ女性でも、論介でなくて良かった。

 ごそごそと小物を買い歩いて遊んでいたら陽も傾いてきた。なんだか食べてばかりだが、これも夫婦の何時もの行動パターン。今回も家内の希望で竹筒飯が食べたいとやってきた。家内の話では小さな子供達を連れてきても安心な店だとの事。さては次回は二人の孫を連れてくるつもりかな?

 二階に上がると、なるほど子供連ればかり。走り回っても良さそうだし、キッズルームも完備している。

 スユが入った定食を頼む。ファミレスじみた料理かと思ったら、スユも旨いし看板の竹筒飯は、そのままでも旨い。これなら次回も来たいなぁ。


 普段のダイエットも忘れて夫婦共々よく食べる。食べた後は歩かないとね。夜店を冷やかしてカフェで休んで夜の更けるまで釜山の夜の街歩き。

 翌朝。昨日の夜遊びが祟ったのか、家内は朝食は要らないという。ならば家内の苦手な朝食を摂りにチャガルチ市場に向かう。頼んだのは豚の皮の辛味炒め。見た目は良くないが、もちもちして旨いんです。

 ホテルに戻ってシャワーを浴びてスッキリした家内と再度外出。切らしたBBクリームを買ったかと思ったら、面白がってマニキュアを幾つか買っている。

 表に出たかと思ったら向かいのアクセサリー店を覗き込む。鍵が閉まっていたが奥に店員が見えたとかで無理やり店を開けさせる。

 タバコを吸ってから店に入ったら、しっかりと左手にアクセサリーと帽子を確保してバッグの品定め。好きな物なら空腹でも行動が早い。

 農協スーパーに行って粉物や食材をダンボール一杯買ってホテルに預けた頃には、もう空腹だと早めの昼食を摂りに店に向かう。またしても家内の好きなポッサムの店。

 昼食を摂って、ゆっくりスタバでコーヒーを飲んでからホテルに戻る前に、最近評判だという「ライむぎくるみまんじゅう」に寄ってみる。残念。予約分を焼いていて店売り分は2時間待ちだそうだ。また今度ね。

 ホテルで荷物を受け取って釜山港国際ターミナル。出国したらさっそく免税品の受け取りだ。これが楽しみなんだろうなぁ。

 さて、次回の訪韓は何時になるか?エアー釜山も頑張っているみたいだから、そっちも試してみたいなぁ。

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