年末年始に韓国一人旅
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 今度の年末年始は、家内とスケジュールが合わなかったので恒例の訪韓を中止しようかと思っていたが、家内が折角の休みだから行ってきなさいと言ってくれた。10年ぶりの韓国一人旅だ。(12/28-01/3/2009)

順天市の観光ポスター

 今度の旅は、数年前に職場の慰安旅行に家内が参加して訪れた時に、ソウルのインサドンで見かけたポスターの順天市の石橋を見ることだけを決めて、あとは成り行き任せの予定。まぁ強いて言えば、円高で例年の5割増しの日本人が訪韓しているとニュースで流れているので、ソウル・プサン・慶州の人気エリアを外して、気ままに廻ってみようと思っているだけだ。

【12/28/2008】

 何時もの駐車場にジムニーを停めて国際ターミナルに向かう。今回は予約が遅れたのでカメリアが取れていない。久しぶりにビートルのお世話になる。

 今日は釜山郊外の温泉場に泊まって、明日は順天市に向かうつもり。何時ものナンポドンには寄らない。釜山市内は通過の予定だが、ハナロカードだけは作っておきたい。いままで1,000W札が痛んでいて使えなくて困ったことが何度あったことか。

 地下鉄一号線の中央洞でハナロカードを取得、一応10,000Wチャージ。そのまま地下鉄で温泉場駅まで向かう。すでに5時近くなっていて薄暗い。

 農新ホテルの裏手、かの有名な元日本の富豪が作った別荘で今は高級韓定食の店、東莱別荘に程近いモーテルに宿を取った。

 今までの経験では30,000Wのモーテルなら何処に泊まっても外れは無い。

 100%温泉水と表示してあるが、とりあえず単純食塩泉みたいだ。カルシュウムも多いのだろうスケールが付着している。汗を流してからバッテリー関係の充電器をセットして夕食にでる。


右の黒いのが持ち歩いている100VAの重い変圧器

 家内と二人なら海鮮チゲでも食べに行くのだが、一人ではそんな気にもならない。宿の近くの食堂でカルビタンとソジュで済ませる。期待はしていなかったのだが結構旨い。

 宿に戻って家内との約束のメールを入れる。テレビを見ながらコンビニで買ってきたマッコリを飲んでいたら夜の街歩きも面倒になった。

 移動疲れかな?もう一度風呂に入ってから寝ることにしよう。案外良い湯だがバスタブでは雰囲気が無い。入れただけでもよしとしよう。

 この宿を決める前に、公衆浴場を併設した泉一温泉によって見たが、部屋のオンドルが私には暑すぎる。聞けばオンドルの循環が温泉水のままなので温度調節も出来ないという。韓国人には丁度良い良いのだと言われたので、残念だが断念した。40,000Wで、ちゃんと部屋にも深い浴槽があって魅力的だったのだが。


宿で旅日記を綴りながら

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為替レート 12月28日

100円

 

1,380W

 
   
   
デジカメBATT 4,200円
   
ビートル往復 24,000円
港湾使用料 500円
燃料サーチャージ 2,000円
   
昼食カレー 450円
   
タバコ 2,000円
お茶 150円
   
出発前支出 33,300円
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
ハナロカード 2,000W
チャージ 10,000W
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
宿泊代 30,000W
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
夕食 8,000W
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
コンビニ 2,300W
   
   
   
   
   
   
   
   
本日支出 52,300w

 ハナロカードを買うために自動販売機の前で操作をしていると、すぐ脇に男性が立っている。「お先にどうぞと譲ってもニコニコしているばかり。前回の反省から1000W札二枚を準備していたので問題なく発券できた。

 そのあと料金をチャージするので待たせては悪いと思って、さっきの男性に声をかけるが「かまわないとのこと。ならば遠慮なくチャージを始めたら、OKボタンにタッチするのを忘れて再確認してもたもたしてたら、彼が指差してくれた。

 なんの事はない、どうやら中高年のイルボンサラムが、ちゃんとできるか心配してみていてくれたようだ。それならそうと言ってくれれば良いものをとも思いはしたが、素直に感謝して礼を言った。

 旅に出ると、まったく自分が無能力者になってしまう。だからこそ人の好意が心に沁みる。そんなことが楽しくて旅に出るのかもしれない。

【メモ】

東莱別荘

 日本統治時代の1,940年、釜山在住の迫間房太郎氏が別荘として建築したもの。日本の敗戦後、軍政業務の場として使われ、朝鮮戦争後に韓定食を食べる料亭となった。修復はされているものの、往時の姿を残す日本建築。二階には畳の部屋も残っている。

釜山市東莱区温泉洞126-1
051-552-0157

泉一温泉 フロントマンは概ね日本語が通じた

 神農ホテルが有名だが、ここも自家源泉をもつ公衆浴場をもつホテル。サイトによっては日本からも予約できる。私のような暑がりでなければ良いホテルだった。素泊まり一室40,000W。韓国式の沐浴湯に馴染め無い人も、内湯で充分楽しめる。現実に部屋が空いているときは、部屋を家族湯としても提供しているほど。

釜山市東莱区温泉1洞142
051-553-8191

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