朝から畑を見回って早めに戻ったら、何処かランチに行きたいという。だったら久しぶりに天草に渡って海老の宮川でランチにしよう。（12/14/2014）

　天草に行くのだから何時ものように小浜を経由し島鉄フェリー口之津港に到着。天草の鬼池までの船旅？は気分が盛り上がる。

　海老の宮川に到着して、注文するのは海老会席。久しぶりに食べる海老のおどりが旨い。

　海老会席だから出て来るのはクルマ海老ばかり。

　茶碗蒸しまで完食した。お腹が満たされたら温泉だ。三角方面に走れば弓ヶ浜温泉は近い。二種の源泉を堪能。

　湯上りにふとみると、長湯温泉との比較が書かれてある。「日本一の炭酸泉と言われる大分県長湯温泉・・・・」と書かれてあり、長湯温泉の御前湯の炭酸水素イオン２，５２０ｍｇに対して弓ヶ浜温泉は４，００６ｍｇであり、湯楽亭の方が１，４８６ｍｇ多いとの趣旨だ。

　温泉好きなら長湯温泉の大部分は重曹泉であり、炭酸泉と呼べる湯は少ないことは常識。さらに炭酸泉とは、含二酸化炭素泉のことで、成分表で言えば遊離二酸化炭素の量を見るべきだ。

　遊離二酸化炭素量も長湯温泉の御前湯に比較して二倍以上も弓ヶ浜温泉が多いのであるが、残念ながら二者とも炭酸泉ではない。

　別に炭酸泉でなくても、どちらも良質の温泉で甲乙付けがたい良い湯だ。なのにこんなコメントが書かれるのは「日本一の炭酸泉」という虚名の為だろう。

　道の駅不知火で買い物をして、高速に乗って山鹿温泉に寄ろうと思ったのだが、冬の陽が落ちるのは早い。そのまま長洲港からフェリーに乗った、ささやかな夫婦の散歩だ。