雲仙天草パスポートで天草に美味しい魚を食べに?

 朝から夜明と同時に菜園に行って一汗流す。帰宅して家内と話をしていると、「美味しい魚が食べたい」と言うので買っただけで使っていない雲仙天草パスポートを持って天草に走ることになった。(05/22/2011)

 何時ものように島鉄フェリーの口之津港にやってきたら、鬼池港が濃霧の為次の便が欠航とのこと。騒いでも仕方が無いので発券所で乗船券を購入。勿論パスポートを提示して切り抜きルーラーセットを頂く。欠航の次の便が天候回復で出ることを期待して待って居るうちに乗船待合の駐車場は一杯。

 この航路を利用して初めてフェリーに一杯の車両が積み込まれるのを経験した。天草が近づくにつれて成る程海岸線は霧に包まれている。濃霧の中を霧笛を鳴らしながら進むフェリーも鬼池港の直前で停船。霧が晴れた一瞬を待って到着。

 到着後は国道389号線で丸健水産に寄って昼食。以前来たときに食べた「船頭のおまかせ定食」が旨かったので再びやってきた。店に来るまでは刺身が中心のメニューを選ぶつもりだったのだが、目にした生ウニが旨そうだったので「ぶっかけ雲丹丼セット」を注文。

 刺身もアジの南蛮浸けも旨かったが、何と言っても雲丹丼が旨い。雲丹の炊き込みご飯の上にタップリ乗った生ウニが甘いのだ。天草まで来たかいが有ったなぁ。

 お腹が満足したところで下田温泉に向かう。雲仙天草パスポートで下田温泉センター白鷺館に立ち寄り湯だ。下田温泉の民宿は何処に泊まっても旨い魚を食べさせてくれると温泉仲間から聞かされるが今まで宿泊の機会が無い。


入湯料500円がパスポート提示で400円に成る

 下田温泉から本渡の天草四郎記念館経由で日本一のエビスさまが鎮座する「えびす茶屋」に向かう。このエビス様は台座の高さが3mで座高が7m、併せて高さ10m体重320トンの巨大なもの。

 このエビス様の台座の正面右側には宝船のレリーフが有り交通・航海・家内安全。左側には打ち出の小槌・千両箱で商売繁盛、そして裏側には鯛と稲穂で豊漁・豊作をと思いのままに願い事毎に祈願できるようになっている。勿論私は宝船に祈願をする。

 このまま鬼池港に戻っても濃霧で欠航の惧れが有るので天草四郎メモリアルホールに寄って向かいの物産館で珍味を求め三角から玉名経由で馬刺しを買い求め長洲港から有明フェリーで帰宅。

 雲仙天草パスポートで食事は10%引きで210円*2人=420円。白鷺館の入湯で100円*2人=200円、島鉄フェリーで切り抜きルーラーセットが150円、合計で770円の「お得」だったので500円のパスポートの元が取れて、スタンプページを送れば10万円相当の特産品が当たるかも?

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