地元では、先代の名前で、武ヱ門の湯と言ったほうが通りが良い。私の通いつけの温泉だ。（03/30/2009）

　入って右手のフロントで入湯料を支払い左手奥に向かう。ロビーでは家族湯から出てきたばかりの入浴客が休んでいる。

　脱衣室の手前にはコインロッカーも有るが、奥の簡単なロッカーの方を使う。たった今先客が上がったばかりで今日は貸切状態。

　曲線の浴槽の中には寝湯が出来る工夫もされている。すべすべ感（pH８．５）のある温めの湯、寝湯は具合が良い。

　正面の石の富士山も良い感じを演出している。

　湯口は勿論飲泉できる。塩気は弱めで飲みやすいが、なにぶん沸騰に近い状態なので冷ましてから飲む。

　旅館の横には湯を汲めるようにされてあり、ゆで卵等も利用できるようになっている。去年だったか入浴前に玉子を入れておいたら、湯から上がったときには割れてしまっていた。

　湯を汲むにしても玉子を茹でるにしても、この熱湯は注意が必要だ。

　源泉の武ヱ門の湯が、市営の共同浴場である浜の湯の源泉。浜の湯もいいが、入浴客が多すぎてゆっくり出来ない。この湯に１５０円で浸かれるのは魅力的なんだが。

長崎県雲仙市小浜町北本町１４番地
田中荘　武ヱ門の湯
０９５７-７４-２１０１