今回の湯巡りの目的の一つである別府温泉保養ランドに朝一番で到着。開店を待ってお世話になる。（12/26/2009）

　フロントで愛想が良いのか悪いのか判らないが、気の良いオバちゃんに１，０５０円支払い入浴券を受け取る。「初めてじゃないね」と見抜かれて、決まり文句の入浴注意は聞けなかった。残念。

　長い長い渡り廊下を通って、紺屋地獄の休憩室を兼ねた受付に行き、入浴券を渡す。「いま誰も入ってないよね」と聞くと、そうだと言われた。よし、今日は少しは写真が撮れそうだ。

　先ずは最初に入るコロイド湯。ここで温まって身体を清めて

　地下の鉱泥浴場に下りてみる。「身体が浮かぶから」と手摺に掴まって入浴しているシーンが紹介されているが、ここは浅く半分寝湯みたいに身体を浸けないといけないので身体が浮くだけ。

　この先に有名な露天鉱泥浴場が有るのだが、出てみると途中ゆっくりしすぎた為、女性陣が入湯している。幾らなんでもカメラを持ち込む訳にも行かず、一旦引き返して、瀧湯に廻ってみた。

　幸なことに無人。暫く浸かって蒸し湯に行こうかと思ったら蒸し湯からは女性の声が聞こえる。本来、瀧湯は仕切り無しの混浴。こちらに来そうな言葉が聞こえてきたので、今日はこれまでとカメラを脱衣室に持ち帰った。

　カメラを手放して、改めてコロイド湯に浸かり、地下鉱泥浴場を楽しんで露天鉱泥浴場に出た。さっき入ってきた女性陣は柵の向うで楽しそうに話している。浸かっていてさえ呉れれば白濁した湯のおかげで気にならない。

　張り紙の注意を守って露天を楽しみ、最後にコロイド湯でノンビリしたら２時間程経過していた。大地からの贈り物、まさに地獄温泉の真ん中で極楽気分になれる名湯。湯上りは一休みしないといけないほどくたびれる。

大分県別府市明礬５組　紺屋地獄
別府温泉保養ランド
０９７７−６６−２２２１

月曜日　09：00〜20：00

【別府八湯温泉道】　��58