週末には「やすらぎ伊王島」に行こう

　長崎市内に勤務する私にとっては、伊王島は目と鼻の先。高速船に乗ってしまえば２０分ほどで到着。あまりに近すぎて家内とは日帰りばかりで一緒に泊まったことが無い。身の周りの人の評価では最近泊まった人ほど随分と高い評価をしている。これは泊まってみなくては。（11/21-22/2008）

　さて、今日は金曜日。家内は長崎港ターミナルビルに直行。私は昼からの所用を済ませてからの出発。ターミナルビル内のカウンターでチェックインをして往復の船のチケットを受け取る。このチケットも宿泊料に込みになっているのが嬉しい。

　上陸したら忘れないうちに駐車券のチェックを済ませる。長崎港ターミナルビル最寄の県営駐車場は五島や伊王島などの離島側でチェックをしておけば２４時間以内が最大１，４４０円に割引になる。ターミナルの隣りを見ると以前は無かったコーヒーショップが出来ている。（後で知ったが利用者のリクエストで開いたそうだ）　フロントがある場所は判っているので散歩がてら来て見たら送迎バスが先着している。ちょっと悪い予感。

　フロントはチェックインの人が並んでいる。私達は最後尾になった。折角、長崎港でチェックインを済ませるのだから、この時に説明不要でキーだけ欲しいリピーターには、長崎港で、その旨を聞いて現地のフロントではキーだけを渡す受付してみたらどうだろう。折角、三人で受付をしているのだから可能では？こんど行ったときにでも提案してみようかな？

　何棟も有るホテル棟のうち、今夜の宿は風薫るホテルの１０４号室。海は見えないが便利な場所にある。ゆったりしたソファーはなかなか良い。荷物を降ろしたら即、大浴場に向かう。タオルを受け取って脱衣室に入ってみると誰も先客は入ってない。いまチェックインをした人達はまだ来てない。写真を撮っているときに入浴者が来ては迷惑を掛けるから露天風呂だけ撮ってカメラを仕舞う。

　ゆったりと風呂を楽しんだ。この数日、寒波が来ているが芯から温まる塩湯は小浜温泉より濃度が高いのか半身浴でも寒くない。奥の寝湯も楽しめた。夕食まで時間が有るので「ごろ寝」をしながら持ってきた本を読んで過ごす。あれっ？支店長が居る。うちの職場の支店長も奥さんと一緒に来ていた。ここは、お互いプライベート。

　のんびりしてたら時間がたつのは早い。夕食は「レストランうららか」だ。今日は諫早から地元の優良企業が団体で来ていたので煩いかなと心配したが、団体さんは別の場所で宴会のようで、レストランは家族連ればかり、静かに食事が楽しめそうだ。ビールと冷酒を戴く。

　料理は海鮮鍋を中心としたメニュー。今夜の宿泊客の中では二～三割り位が同じメニュー、もっと豪華なコースを頼んでいる家族も居るが、中高年の夫婦としては丁度良い。そうそう、コラーゲン入りのデザートは家内が喜んでいたので食べてみたが、けっこう旨い。

　そういえば食事の前に家内がヨモギ蒸の予約（＠３，０００円？）をしていた。部屋から徒歩一分程も歩いていたら酵素風呂の看板が出ている。５０５号の癒蒸（ゆむ）さんに行かないといけないのに、酵素風呂「癒らぎ」に行ってしまい引き返す。目指す癒蒸に家内を送って戻って来る途中、なにやら動物が歩いている。狸だ。周りを見ると、もう一頭いる。

　ヨモギ蒸は韓国好きの家内も初体験。けっこう楽しんできたようだ。迎えに行って暫く狸を見ていたら。家内の呼びかけに狸が寄ってくる。誰か餌付けをしてるのか？なんにも持ってない夫婦に狸は愛想をつかして行ってしまった。

　もう少しビールが欲しかったので、２４時間営業の「やすらぎ市場」に行ってみる。ビールと一緒に家内が自分への、お土産を買っている。

　朝から大浴場へ。昨日から三回目の入浴だ。目の前に稲佐山と女神大橋が見える。改めて長崎港から近い伊王島なのに、どこか遠くのリゾートに来ている気分に成っている自分に気が付く。何年か先には伊王島と香焼を繋ぐ橋が完成したら便利になるだろうと思いながらも惜しいような気持ちになっている自分に気が付く。

　何時ものことだが、どこかに行くと朝食を食べ過ぎる。食後の腹ごなしの散歩に出ると支店長夫婦と出会う。聞いてみると自転車で沖ノ島を一回りしたようだ。うちの夫婦は徒歩で馬込の天主堂に向かう。天主堂は残念ながら工事中だったが、信者の方が朝の掃除をされていた。気持ちの良い挨拶を交わして対岸を見ると、新長崎漁港近くの岬が、ヤッターワンの顔に見える。どうかな？

　帰りはトンネルを潜って賑橋を渡って戻る。長崎市内同様に猫が多いが、どの猫も丸々と肥えている。栄養が良いのか？

　昨夜のヨモギ蒸の後にカフェの割引券を貰っていたので、それを利用して休憩。家内が、もう一度、風呂に行ったのでチェックアウトまで「ごろ寝」で本を読む。

　長崎港から２０分で行けるリゾート。伊王島の灯台を見るつもりだったが、いつもの通りに「またの機会」にすることにした。チェックアウトの時にリピーターチケットも貰ったし、また近いうちに家内と来る事にしよう。

【スタッフブログ】に、お世話になった書き込みをしたら、宣伝部長殿の非公式辞令を戴いた。うちのサイトは、紐付きじゃなくて自分で行ったのを好き勝手にレポートする方針だが、ちょっと嬉しい気分かな？

今度、予約をするときは「宣伝部長」と名乗ってみるか？（11/28/2007）

　家内が伊王島に行きたいという。平日の夫婦のプランなら二人で１７，０００円で行けるプランもあるという。今週末は忙しいけど来週末に行ってみるか？（11/11/2008）

　伊王島のHPで確認したところ下記のようなプランもある。これが多分、家内が見つけてきたプランだろう。職場の福利厚生プランで見てみると更に割引プランもある。こりゃぁ予約するしかないなぁ。

1泊2食 + 往復乗船券付

ご夫婦でちょっと旅行プラン

【平日（日～金）限定】　好評につき延長！
たまにはご夫婦水入らず、伊王島でプチリゾート気分に浸ってみてはいかがでしょうか？または気軽なご旅行として冬にあたたかい伊王島をご満喫くださいませ。

■期間: 2008/11/15～2009/1/31
除外日：11/23、12/29～1/3、1/11
■メニュー: 旬の前菜九種盛り／鮮魚二種盛り／ふぐ皮コラーゲンサラダ／里芋の揚げ出しみぞれ餡かけ／山海寄せ鍋／五穀麺山かけ／白飯海苔山葵添え／味噌汁／柚子大根　白菜漬け
■料金: 1泊2食　2名1室　お二人様で 17,000円
■事前予約特典: 通常お一人様3,000円の酵素風呂（お二人様）付
お二人様　19,800円
＊ご予約時に同時ご予約下さい。

　上のプランと比べて、どう違うのか判らないが取り合えず一泊二食のプランの予約を入れてみた。さて、どんな夫婦の休日に成る事やら。