長崎県長崎市 日帰りも「やすらぎ伊王島」

 家内がヨモギ蒸に行きたいという。前回の伊王島でのヨモギ蒸が、よほど気に入ったようで、今日も行きたいと言い出した。さっそく、やすらぎ伊王島のHPで確認すると「日帰り酵素パック」というのが@3,000円だ。さっそく電話を入れてみる。(11/30/2008)

長崎港ターミナルでチェックイン

 095-898-2202。酵素風呂をヨモギ蒸に変えてもらって、長崎港で11:50に乗る事を伝えて予約を入れる。私は@980円の日帰りパック。(ヨモギ蒸は女性専用です)

秋のイカ釣り大会 第2回 エギングフェスティバル in 伊王島

 波止場の駐車場の向こうに大勢の人が集まっている。今日は朝から「第2回エギングフェスティバル in 伊王島」が開催されているのだ。参加していた知人に聞いてみると水イカ(アオリイカ)の900gクラスも出ているようで、今のところボウズの本人は悔しそう。

やっぱり送迎バスが早い 伊王島港ターミナルのバス停

 12:30からのヨモギ蒸の予約を入れている家内を送って、私はバス停に向かう。程なくダイヤよりも5分早くバスが来た。これに乗って灯台入り口まで向かう。以前は130円だった料金が100円に値下げになっている。この御時勢に有り難い。15分に港から天主堂に向かう時も乗客は1人だった様だから、往復で乗客は二人だけ?

クリックすると説明板が見れます

 旧旗立場の展望台に寄ってみる。備え付けてある双眼鏡で対岸の高島を眺める。軍艦島は少し角度が悪くて残念。もう少し歩いて灯台に下る道に掛かった所にレンタル自転車が停めてある。港から登って来たのだろうから大変だったろうと思いながら灯台に到着。

 裏手に回ると、もともと灯台が建設されたときの基礎が残っていて、その先に何やら石柱が立てかけてある。近寄ってみると2ndZ・第二・長崎要塞等の記載が見え、右サイドには第十五と有る。左サイド見ると明治三十二年六月と有るので、多分、長崎要塞区域標であり第二地帯を示すものだろうが、伊王島は第三地帯じゃなかったかな?

 ちょっと疑問は残るが灯台記念館に下ってみよう。下の写真の後姿は、さっきの自転車の利用者。北九州から来られた二人組みの御嬢さん。右の写真は灯台の光源が切れた時に自動で入れ替わる機構。反転するものは何度も見たが、この構造は初めて見た。

 のんびり見学していたら、防災無線からエーデルワイスの曲が流れてきた。家内との待ち合わせ時間13:30が迫っている。急がなくては。番所谷の案内を横目に見て急坂を下る。アスレチックもあるようだがパス。きれいなビーチを横目に見て萩台場跡も通過。やっと坂を下りきって大明寺教会をチラリと眺めて、やすらぎ伊王島のフロントに向かう。13:30丁度に到着。家内もヨモギ蒸を終えて出てきたところ。

 さて、二人揃ったところで食事だ。今回、私が入浴パックだったために家内も3,980円の健康食付きのプランにしていない。レストラン「うららか」に行って決めるつもりだ。家内が気にしていた健康食メニューは1,380円。これを頼むならセットにしたほうがお得だな。結局、家内も私と同じ海の宝丼1,500円に決定。ご飯は勿論、七福米を選択した。旨い。

 食事の後は温泉だ。ここで私は帰りの船のチケットを貰う。日帰り温泉パックの980円は正規の往復の船代(片道650円)より安いため、船だけを利用されては表向き拙いのかもしれない。もっとも、私達が温泉を外す訳は無いのだが。

 今日はイカ釣りのイベントが重なったため、イベント参加者100名程が同じ時間帯に重なったため混雑している、幾らなんでも入浴中の写真を撮るわけも行かないので、写真は前回の写真を流用。

 家内が上がってくるまで足湯に浸かって待つ。なんだか今日は足湯の温度が低いように感じる。この前来たときは長く浸けると熱過ぎて石の上に上げていたように思うのだが?

磯鴫の間

 やすらぎ市場で飲み物やスナックを買って休憩室で一休み。三時になって時間ですと言われて退散。円通寺まで散歩して時間を過ごす。後で思ったのだが、この休息室「磯鴫の間」は17時まで利用できるのではなかったか?

 急に思い立った時でも日帰りプランなら何時でも大丈夫みたいだし、長崎人には気楽に来れる施設だ。伊王島自体も魅力の有る町だし、時々泊まり、ちょいちょい日帰りってのが良いかも?

長崎市伊王島町1−3277−1
長崎温泉やすらぎ伊王島
095-898-2202

営業時間 06:00 24:00 入湯料
(大人立寄)
980円 泉質 カルシウム・ナトリウム塩化物泉
(高張性・中性・高温泉)

980円には長崎港からの往復船代込み

■伊王島灯台について(案内板より転載)

 慶応二年(1866年)イギリス・アメリカ・フランス・オランダの四カ国と結んだ、江戸条約により約定した全国八灯台の一つである。

 英国人技師プラントンの設計指導により、明治三年六月反射器七個をもって不動白色の仮灯を点灯、翼四年七月反射器二十一個を設置して、第一等灯台として正式に点灯した。

 大正三年、反射器灯を廃し四等回転式閃光レンズに変更した。灯台は六角形で、我が国で初めての鉄造りであったが、原子爆弾の爆風で傷んだので、昭和二十九年四角形の灯台に修復、昭和四十六年に自動、無人化され、平成十五年には、建設当初の灯台に復元された。

 なお、近年、プラントン灯台の設置以前の慶応四年八月、イギリス測量船シルウイア号指揮官が伊王島灯台の存在を確認している記録が見つかり、当時既に鉄造の原形の存在したことがわかってきた。

施設の概要

位      置 北緯 三十二度四十二分五十一分

          東経 百二十九度四十五分四十一秒

塗色及び構造 白色 塔形 コンクリート造

等級及び灯質 四等 群閃白光 毎三十秒に四閃光

光      度 十五万カンデラ

光 達 距 離 二十・五海里(約三十八キロメートル)

高      さ 地上〜頂部 十一・五メートル

          水面〜灯火 六十四・四メートル

管理事務所  第七管区海上保安本部 長崎海上保安部

              電話 〇九五−八二九−二八一九 

 この灯台が、点灯以来数多くの船人の命と貴重な財貨を人知れず救ってきたであろうことを思うとき、これからも毎夜美しい光を沖行く船に投げ続けるよう祈念するものであります。

社団法人 燈 光 会

 この周知板は、モーターボート競走公益資金による財団法人日本船舶振興会の補助金をうけて設置したものであります。

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