宝泉寺温泉 共同露天風呂 石櫃の湯 |
宝泉寺温泉街の中ほどに、宝泉寺温泉の開湯の縁ある石櫃の共同露天風呂がある。数年前まで混浴で入りにくかったが、今日通りがかったら貸切湯に姿を変えていた。(02/28/2009)
日本一の石櫃、共同露天風呂と案内の標柱が建つ入口で、旅館久月に鍵があることを確かめる。ジムニーを久月さんの駐車場に入れて、さっそく入湯。鍵は川の手前と浴場入口の二箇所に掛かっていた。(厳重すぎ?)
全体に小奇麗にはなっているが石櫃の周りは昔と変わっていない。石櫃には触れないほどの源泉が勢い良く注がれている。露天風呂は石櫃側が熱く、屋根の有る方が温くなっている。
この露天を独り占め出来るというのは贅沢な話だ。
石櫃の湯の由緒に寄れば、今から千年ほど前に開祖空也上人が此の地を訪れ、上人が杖を突き刺した場所から温泉が湧きだしたという宝泉寺温泉。
名前の通り、以前は「宝泉寺」というお寺があったそうだが、現在はお寺は残って無いが、その宝泉寺で湯船として使われていたという「石櫃(棺桶)」が残っているのが、共同露天風呂の「石櫃の湯」だという。
施浴という言葉がある。昔は布教の為に寺院が入浴の慈善を施していたそうだから、この石櫃も施浴に使われていたものだろう。
大分県玖珠郡九重町町田
宝泉寺温泉 共同露天風呂
0120-46-7030(お宿 久月)
営業時間 | 09:00 | 〜 | 21:00 | 入湯料 (大人立寄) |
1,000円 貸切 |
泉質 | 単純温泉 (低張性・中性・高温泉) |
03/22/2009更新