鹿児島県出水市 湯川内温泉 かじか荘

 宝暦4(1,754)年に発見され、その後は明治まで島津家御用達で一般には開放されていなかった由緒ある湯。そんな歴史も足元湧出のクリアな湯に浸かれば頭から消えてしまう。(11/28/2010)

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 立ち寄り湯の開始時間ちょうどの07:00に到着したが、既に加温浴槽のある手前の湯は多数の入湯者で溢れている。この湯も良いのだが、朝一に浸かりたかったのは更に上に有る半地下の湯小屋。

 一目散に上がってきたが、ここも既に先客アリ。一旦浸かったら30分や一時間は浸かったままになる温湯のこととで、写真は諦めて早速浸かる事にした。

 身体を流してから先客の脇に浸かる。浴槽というか大きな石が椅子代わりに塩梅良く並んである湯の中に浸かる。足元から湧出してくる湯は一見冷水のようにクリアだが、実際の湯温は37−8度。長く浸かるほど気持ちの良い湯だ。

 一時間ほど時間を過ごして、下の湯小屋をのぞいてみたが、さっきよりも入湯客は増えている。上の湯を堪能して満足できたので山を下る事にした。

 再訪して、更に宿泊したくなり女将さんに聞いたら、8,000円強で一泊二食が出来るとの事。

鹿児島県出水市武本2060
かじか荘
0996−62−1535

営業時間 07:00 21:00 入湯料
(大人立寄り)
300円 泉質 単純硫黄泉

九州温泉道 bP15】

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