家族がみんな揃って久住山荘で夏休み

 長崎市の北に当たる時津町暮らす長女の家族。北九州市に暮らす長男の家族。そして我が家の三人。36年前には夫婦二人だったのが何時の間にか10人に成った。去年の雲仙諏訪の池では全員集合とはならなかったが今年はそれぞれの家庭の都合がついて皆が集まることが出来た。(08/11-12/2012)

タデ湿原にヒゴタイが咲くころに

 話がまとまったのは五月の連休明け。今年のカレンダーなら集まれそうだったので、馴染みの久住山荘を予約した。お盆を前にした時期に久住の涼しさは別天地。本来なら2泊位はしたいのだが、それぞれの家族には都合がある。まぁ一日でも善しとしようと云う訳だった。

 現地集合で翌日現地解散にすることだけは決めてあった。そして当日となり我が家は3人で8時に出発。普段と違って込んできた長崎道から大分道に入って九重ICから九酔峡に入って桂茶屋で休憩。

 一昨年と同じバイキングかと思ったら昨年春から昔通りの蕎麦をメインにした茶屋になっていた。ここらの蕎麦は旨い。さっそく地鶏蕎麦と鶏天を注文。二八の蕎麦も良いが味がしっかり染みた地鶏も美味。

 ボリュームのある鶏天を食べ過ぎて暫く足湯で休憩となる。良い湯の足湯に浸かっていたら何処かでちゃんと湯に浸かりたくなったので「まきばの温泉館」に向かう。

 観光牧場に併設の温泉施設だが、ここは全うな温泉が楽しめる。筌の口温泉に負けていない炭酸水素塩泉に加えて濃い牛乳風呂も楽しめる。

 湯から上がって涼んでいたが、まだ宿に向かうには早すぎる。折角此処まで来たのだからタデ湿原の木道でも散歩してみよう。

 ハンカイソウは、そろそろ見納めだがヒゴタイやトラノオ・キスゲが目を楽しませてくれるし、気温23度の快適な散策だ。

 久住山荘に到着して湯にも浸かってゆっくりしていると長男一家が到着。さっそく里緒ちゃん登場。重くなった。まだ8ヶ月だと言うのに二歳半の瞭太くんと変わらないのでは??

 瞭太くんを追いかけて遊んでいたらアーちゃん達も合流。荷物を各々の部屋に置いたら皆ロビーから離れない。久々の家族の話題は尽きない。

 今回はパパが居るのでアーちゃんも「しけ子」にならずに、おねえちゃんらしくチビ建ちの世話も出来ている。子供の成長は早いものだ。

 夕食後もかわるがわるロビーに集まっていたが、子供たちが持参した花火で遊ぶことになった。長崎で生まれ育った子供達は何か有ると花火を買ってくる。

 ひとしきり花火で遊んだ後もビール片手に入れ替わり立ち代りロビーに集まっては深夜までの交歓が続く。正月も皆が一同には顔を揃える事もないので話が尽きないようだ。

 翌朝は瞭太くんの訪問で起床。遅くまで起きてたのに朝食が始まれば食が進む。


 食後はアーちゃんのリクエストでグリーンランドに出発する長女一家を引き止めて集合写真となった。今度みんなの顔が揃うのは何時になるのかなぁ?

 アーちゃん達を見送って、熊本に出発する瞭太くん達も見送ったら普段の三人に戻った。ゆっくりとしてから我々も出発。家内の気に入っている波野の道の駅に寄ってから内牧温泉の花阿蘇美でランチ。

 いつものように香梅で陣太鼓を買って、今夜の馬刺しも追加しながら有明フェリーで諫早に戻る。午前中までは涼しくて天国だったのに我が家についてみれば酷暑の夏。

 来年も何処かで集まれたらいいなぁ・・・・

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