鉄輪温泉の東側に位置する「まつや別館」は、湯治宿・貸間旅館と温泉旅館の中間的な感じを受ける宿だったのだが、２０１４年春に温泉道から外れたと思ったら閉館していた。

06/27/2014　湯かふぇＣｏＣｏ　地獄蒸　癒心　Ｙｕｓｈｉｎ

以下は閉館前の記事

　休業中で入湯できない施設を除けば、この宿湯が温泉道の全湯制覇「大名人」がかかっている。今回は何としても入湯したいので、温泉本を持たずに立寄り湯が出来るか聞くと「お一人様は６００円です」と簡単に受け入れてくれた。

　今日も休前日だけど温泉本の無料入湯券じゃなければ受け入れてくれるようだ。（01/08/2010）

　案内された家族湯は岩風呂で「ガランの湯」という名前に成っていた。湯船の中、手前側の石が向こうに傾斜しているので、入湯時は多少気を使う。

　チョロチョロと掛け流される湯口の水量の為か、湯温が低かったのでコックを開けてドバドバにして温まるのを待つ。フルーティーな香りに満たされて入湯。

■05/10/2013　今回は素泊まりとして利用させてもらう。部屋は３０２号室８帖のトイレ付き。素泊まり４，２００円の料金でシャワー付洗浄トイレが有るのはポイントが高い。写真で部屋が暗く見えるのは逆光補正が効かないケータイ写真のためで実際は明るい部屋だ。

　湯治宿らしい３階の共同キッチンを見て見ると、ガスコンロや食器、炊飯器に炊飯器、電子レンジが並んでいる。冷蔵庫も含めて御自由にお使いくださいとのことだ。もちろん地獄釜は一階に３口並んでいた。

　三階の浴場というが、階下にある浴場は「まんだらの湯」という。落ち着いてノンビリ出来る湯だ。

　一階にある菩提の湯は、まつや別館で一番大きな浴槽だ。家族連れを意識してか手前には休憩コーナーというかキッズコーナーが準備されている。

　全体的な印象としては旧来からの貸間旅館より少しだけお洒落で、カップルか家族連れで数日ゆっくり過ごせる宿。そんな感じの良い宿だ。

大分県別府市鉄輪井田３組
まつや別館
０９７７−６６−０８７２

一人の場合は６００円