武雄の景勝地、御船山楽園の一角に建つ御船山観光ホテル。ここの「らかんの湯」を訪ねた。（02/07/2009）

　御船山観光ホテルは、武雄に出張で泊まるときに、一泊朝食付きで私の予算を１，０００円ほど上回るため、今まで利用したことが無い宿だ。

　温泉博士の３月号に温泉手形が掲載されていたので訪ねた。フロントで温泉博士を提示して押印してもらう。「らかんの湯」が有るのは本館の二階から渡った別館「内庫所」の、さらに先に有った。

　立ち寄り湯より宿泊者の入浴がメインだろうからロッカーは少ない。フェイスタオルは脱衣室に沢山用意されている。

　男達はバスタオルは要らなくても、上がってから乾いたタオルが欲しいときも有るので、これは助かるサービス。

　老舗の宿らしく、落ち着いた雰囲気の浴室。湯は加温・循環・ろ過されていると表示されていたが、塩素臭は感じられず、気持ちの良い優しい湯だ。

　露天も同じ温度で給湯しているのか、多少温くて、長湯に向いている。耳の遠い方が二人、両側で長湯されていて、声を掛けても通じなかったので露天の写真は無し。当然ながら他の入浴客に無理は言えない。

　男女別の浴場棟の隣は、名前の由来となった五百羅漢の霊場が有る。浴場棟から出て行けば目の前になる。ここは名僧行基菩薩の手になると伝えられているそうだ。ここも僧行基縁の湯。

　湯上りに散歩をしたら喉が渇いた。別棟の内庫所には休憩できるスペースがあり。冷水とニガリが置かれていた。このニガリ水が具合が良い。

　次回の武雄の出張では、ここに泊まりたくなった。

佐賀県武雄市武雄町武雄４１００
御船山観光ホテル
０９５４−２３−３１３１

　この温泉には、温泉博士２００９年３月号の温泉手形で入浴した。