禁煙をしたことや耳鼻科で念願の手術をしたことなど

 慢性副鼻腔炎でポリープが出来て鼻が通らなくなり、はやく手術をしたかったのだが、バックアップ体制の無い単独業務を担当していたため二〜三週間程度の入院休暇がとれずに6年が経過した。その間に両方の鼻腔内はポリープ他で充満。定年を前にして役職も解任され一般職になって懸案の業務を済ませて、やっと手術入院が出来たことなどをアップしてみよう。(09/02-10/08/2014)

09022014は禁煙記念日

■09/02/2014 手術入院の依頼をする為に諫早総合病院に行くのだが、紹介状無しでは受け付けてくれないことは承知のこと。先ずは外来受付で来意を告げて、近くの耳鼻科を紹介してもらう。近くで直ぐに対応してくれるということで緒方耳鼻咽喉科医院を紹介してもらう。

 医院では直ぐに診てくれて、「これは手術だな」と諫早総合病院へ連絡を入れて紹介状も出してくれた。諫早総合病院の耳鼻科の判断では、直ぐに手術は必要で、後日検査は受けてもらうが全身麻酔の手術になる、術後のリスク回避の為に二週間の禁煙を勧めたれた。

 タバコで税金ばかり払っているので、良い機会だ「二週間といわず今日からタバコを止めよう」と心に決めてポケットに残っていたタバコを吸った。

ただいま禁煙中

■09/18/2014 今日は手術前の検査日。問診票に「禁煙して二週間」と気持ちよく記載。これで問題なく直ぐ手術だと思っていたら、肺の機能や体力には問題が無いが、HBA1Cが高いし血糖値も。。。。

 内科の先生との面談を行った結果、掛かりつけ医の判断では、急な禁煙のストレスもあって、数値が大きな変化と成った物だろからと、入院して血糖値のコントロールをして手術をすることに決まった。

施術前の検査

■09/24/2014 本日から入院。空き部屋が無かったし、有ったとしても手術前の大イビキで廻りに迷惑を掛けたくないので、差額が必要だけど個室を選択。私が積算から契約施工まで手がけた病棟病室だから文句は言えない。

入院中の部屋入院中の部屋

 入院生活の諸注意など一応の説明を受けたら、もう昼食の時間。今回は血糖値のコントロールをするので、一日あたり1600kcalで更に減塩(6mg)食だ。現物を見る限りでは、「これなら充分じゃないかなぁ・・・・」と思った。

入院最初の食事

 しかし、この昼食は諫早総合病院の罠か?たまたまそうだったのか??以下の写真は左が初日の夕食。そして右側が翌日の朝食だ。寂しい。。

初日の夕食翌日の朝食

■09/25/2014 食事については治療なんだからあきらめていたら、栄養士さんが昼にやってきて、「食事についての不満はありませんか」と聞いてくれた。だめもとで「量が足らないのは仕方ないですよね」と言ったら、検討してみると回答してくれた。

 さらに、口寂しい時に食べてもいいものが無いか聞いたら、「マービーなら」と言ってくれた。

間食はこれ間食はこれ

 マービーのキャンディーを病院の売店で買ってきたが、このキャンディーは硬い。水飴類と違って結構硬いのが難点。まぁ無いよりは良いと納得。そして夕食の時間が来た。野菜が大盛りになっている。感謝。

 毎日の食事を並べても仕方ない。下の写真は私の食事前の仕事・血糖値のチェックで設定値以上ならインスリンを必要単位注射する。

食事の前には血糖値のチェック

 そうは言っても、入院中なので好きなものは食べられないし食事制限は受けているのでインスリンが要らない日が増えてきて、10月2日の手術日を前にして余裕を持って内科と麻酔科の担当医から手術OKのサインが出た。

■10/02/2014 手術当日。朝から絶飲食かと当初は思っていたのだが、昨日の最終確認で朝食は出るとの事。朝から魚まで付いてて嬉しい。

最後の食事か?

 食事が済んで、暫くしてしっかりと残置針をセットして点滴が始まった。これが術中術後も続くそうだ。

点滴点滴

 家内も昼前から呼び出されて待機。手術前に看護師さんや担当医が真面目にしてくれているのに、カメラを持ち出して写真を撮るわけにもいかず写真無し。当然だな。

 手術室に入ると、救急救命隊の消防士が待っていた。「一生懸命実習します」と挨拶を頂く。手術の説明を受けたときに、救急救命士の気管挿管実習への協力依頼があったのだ。これから先、何時、救急救命士のお世話に成るか判らないのだから、当然ながら同意。

気管挿管実習気管挿管実習同意書

 手術室に入って、麻酔科の先生と会話してからの記憶はない。したがって気管挿管されたかどうかも記憶は無い。術後にナースセンター脇の観察室に移されて、ピーピー警報が鳴るのが最初の記憶だ。

 警報は指先に付けたセンサーが酸素濃度不測を検知しているからだ。鼻にはタンポンと綿球が入っているから、大きく口呼吸すれば警報は停まる。

モニター目が覚めた

 点滴は微量だし絶飲食中だから夜になっても排尿の心配は無い。だから下半身への挿管等は不要だったんだ。麻酔科の先生が様子を見に来てくれたので、夜中に排尿したくなったらトイレに行って良いか訪ねると、自分で起きれて不安が無ければ良いが、不安があれば尿瓶を頼みなさいとの事。(這ってでも自分で行くと心に決めた)

■10/03/2014 寝ている間に綿球を取ってしまって呼吸が手術前より楽に出来てグッスリ寝られた翌朝。鼻の中が乾燥するので綿球を自分で詰めてマスク。絶食中だから当然のこと血糖値のチェックもパスしてインスリン無しの朝食。

 水みたいな粥が出るかと思ったら、しっかりと全粥だ。鯛味噌で美味しく頂く。

術後初めての食事

 翌日から詰めていたタンポンを朝の診察時に順次取ってくれるので、呼吸が大幅に改善されてマスクをしていないと不安になるほど快適。

■10/05/2014 今日から鼻洗いを始める。15年以上前は鼻洗いといえば0.9〜1.0%濃度の食塩水で洗っていたのだが、私が知らないだけで世間では塩化ナトリウム5g+炭酸水素ナトリウム5gを1,000ccのぬるま湯で溶かしたものを使うとか。なるほど刺激が少なくて快適だ。

鼻洗い

■10/08/2014 節制の甲斐もあってか?出血は有るものの術後経過も良くて退院の運びとなった。退院したら自宅で身体を休めるようにとのことだったので、遠出は避けて平谷温泉の「らくし」に向う。

落柿 らくし
落柿 らくし落柿 らくし
落柿 らくし落柿 らくし
落柿 らくし落柿 らくし

 食後は平谷温泉に浸かって入院中の疲れを落としたのは言うまでもない。

12/23/2014全面更新

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