嬉野温泉 旅館 大村屋

 長崎街道の宿場町として栄えた嬉野温泉。そのなかで江戸の昔から上使屋であり川と街道に挟まれて、やや手狭であったことから瑞光寺に本陣は譲っても、脇本陣としての格式があった宿、旅館大村屋。(04/14/2009)

Mapion

 やや時間が遅かったので、入湯を頼むか玄関前で迷っていたら、大村屋の若旦那が自ら出てきて誘ってくれた。玄関に入れば脇本陣の雰囲気ある調度。

 湯宿らしいシンプルな脱衣室。必要なものは揃っているが無駄なものは無い。先客は一人だけのようだ。

 久しぶりに訪れた大村屋さんの浴室は昔と変わってなかった。実は建物の外に足場が架かって工事中だったから、中も変わったのではと思っていたのだ。

 残念だったのは、足場の防災シートで川が見えなかった事。この湯からの景観は、なかなか良いだけに残念。まぁ、浸かれただけで満足しないといけないかな?

 源泉は近くの宿と同じ嬉野温泉観光椛謔S-1源泉からの引き湯。加温・加水・循環・滅菌とされているが、塩素臭は少なく湯の感触も良い。(どこかでも同じ事を云ったような?)

 若い経営者だけに、積極的に新しいプランも検討・実行しているようなので、時々は様子をのぞいて、私でも試せるプランが有れば、家内と泊まってみたい。

営業時間 11:00 21:00 入湯料
(大人立寄)
1,000円 泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
低張性弱アルカリ性高温泉

佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙851
旅館 大村屋
0954-42-1234

05/12/2010更新

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