昭和３年当時、好況を呈していた薪炭業を営む創業者が新たに上総掘りで掘削した当時として新しい温泉であった為、新温泉と名付けられたそうだ。（11/28/2010）

　タイムスリップしたような気分になる外観。この佇まいを見ただけでも満足しそうだ。中に入ってみると番台という言葉がピッタリの場所に北九州から嫁いで来たという、現在の女将さんがいた。

　一段高くなったところにはロッカーや棚なんていうものは無く、昔通りの篭がある。以前来たときには籐の篭だったように思うが？

　右手の寝湯には湯が張ってなかったが、左手の湯船に浸かって手足を伸ばす。この建物自体が文化だなぁと思いながらゆっくりとした時間を過ごす。

　湯船の縁に頭を乗せて、ぼんやりとしているのが最高だ。

熊本県人吉市上紺屋町８０−２
新温泉
０９６６−２２−２０２０

【九州温泉道　�ｂV９】　第一月曜定休