佐賀県嬉野市 嬉野温泉 花とおもてなしの宿 松園

 花とおもてなしの宿と自称する松園さん。ゆかた物語という宿泊プランが人気だそうだ。今回、嬉野温泉に泊まるチャンスが有ったので家内と予約してみた。(07/14/2012)

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 海の日を加えた三連休の初日は大雨に祟られたが、松園さんは満室。さすがに人気が有るようだ。玄関を入ると正面に七夕飾りが据えられ季節感を出しているし、その右手には浴衣セットが大量に。。。。。。

 フロントでチェックインを済ませると、係りの方の案内で早速、浴衣選び。家内は浴衣+下駄+帯のセットの中から気に入ったものを選び、私は家内が「これが良いのでは」と選んでくれた甚平を渡された。

 ポリエステルかなんかだったら要らないのだが、浴衣は綿だし甚平は麻と綿の混紡。ごくごく当たり前のセットだ。これは予想以上に嬉しい。


女性に人気の”ゆかた物語”

 若いカップルは着付けをして貰って、絵馬を提げて美肌の神様である玉姫神社に奉納に出て行った。まぁ浴衣の着付けに問題が無い中年夫婦は部屋に案内されてから試着。まだ日が高いし暑いので宿の浴衣に着替える。

 改めて部屋を見ると8帖間だが奥行きのある縁側が琉球畳風になっていて広く感じる落ち着ける部屋だ。さて一息ついたら早速のこと温泉に向かう。

 掛け流し循環併用の湯は塩素臭も感じることなく楽しめる。ただ虫などの侵入を排除するためだろうが換気は有るのだが湯気と熱気が篭るのは辛い。夏場はアブぐらい来ても良いから開け放って欲しいのだが、宿としてはそうも行かないのだろう。

 そうこう言いながら部屋に戻れば夕食の時間だ。選べる夕食コースだったので和風会席を選択した。




 嬉野の銘酒「虎の児」を軽く頂いて夕食を堪能。夕食後は家内と散歩して、寝る前にもう一度湯に浸かる。翌朝は朝食前に露天を試してみた。小ぶりの露天風呂は快適だ。

 朝湯を楽しんだ後は一休みしたら朝食だ。朝湯を楽しんで良い塩梅の空腹だ。温泉宿の朝食は何時も美味しく頂けるが、今朝の朝食は麦トロにイワシ。これが本当に旨かった。

 嬉野温泉、松園の”ゆかた物語”プランは、なかなか満足の骨休めになった。家内の機嫌も良好だ。

営業時間 12:00 21:00 入湯料
(大人立寄)
600円 泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
低張性-弱アルカリ性-高温泉

佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙855−2
花とおもてなしの宿 松園
0954-43-0153

嬉野温泉観(株)第4-1源泉

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