２００９年秋の大型連休に別府八湯の温泉巡りの際に立寄ったのが初めて。遊里であった狭い通りは、その昔には遊客の袖を曳くのに都合が良かったのか、なんとも雰囲気のある通り。（09/21/2009）

　そんな裏通りに面した、この路地の奥が梅園温泉。路地の入り口上に小さな看板が出ている。そうは言っても視線より上に有るので予備知識無しでは通り過ぎてしまう。

　中に仕切りの無い小判型の小さめの浴槽の湯が揺れている。いま先客が上がったばかり、次に来た人に頼んで写真を撮らせてもらった。

　今の入浴客は神奈川から来たそうで、連休＋年休２日で今週末まで丸々一週間別府の湯巡りをするそうだ。一分も浸かったら直ぐに上がってしまった。

　下町の路地裏の名湯。もう少しゆっくりしていけば良いのにとも思ったが、人はそれぞれ楽しみがある。私はゆっくりと温めの湯を楽しんだ。

　湯上りは路地を抜けて商店街の「福助堂」さんにスタンプを貰いにいく。ショウケや篭など面白い竹細工が有る。風呂用の手桶を探したが気に入ったものが見つからず、礼を言って退散。

別府市元町５−２３
梅園温泉
０９７７−２３−３０５８

■遊里の路地裏の名湯で通算８順目。ケータイ温泉道では２巡目の名人と成った。

04/16/2010更新
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