鹿児島県指宿市 弥次ヶ湯温泉 |
鹿児島県指宿市の市街地の中にある弥次ヶ湯温泉。名前だけは聞いたことが有るがなかなか立寄るチャンスが無かったが九州温泉道で立寄ってみた。(11/26/2010)
指宿市役所の南東方向に進めば、簡易郵便局やマンションの名前にも「弥次ヶ湯」の名前が見えるので直ぐにわかった。九州温泉道のスタンプを奥さんにお願いすると、あんたが始めてのスタンプだよと仰る。記念だといって明治25年創業で120周年記念で作ったタオルを呉れた。感謝。
奥さんの話では源泉は弥次ヶ湯と大黒湯の二つがあって、右手奥が弥次ヶ湯で左手が大黒湯と浴場自体が別になっている。野次ヶ湯は加水をせず大黒湯は熱ければ加水が出来るそうだ。
折角だから弥次ヶ湯に浸からせてもらおう。43℃前後の私には丁度良い浴槽温度だ。これなら加水など要らない。残念なのはマグロが沢山居てカメラの向けようが無い事。
隣の大黒湯をのぞいてみると、こちらは無人。さっそく写真を撮らせてもらって入湯。弥次ヶ湯と温度も泉質も大きな違いは無い。こちらもなかなか良い湯だ。
直ぐに入湯客がやってきたので脱衣場の写真は遠慮したが、隅の棚には常連用だと思われる風呂道具が置かれている。こんな雰囲気も良いなぁ。
改めて眺めると玄関の上には、大正三年の調査でラジュウムの含有が認められたとの公告が掲げられている。ラジュウムはともかくとして、成分総量は二つの源泉とも3,300mg/kgを越える実力ある湯だ。
湯治湯らしく素泊まりも出来るそうだから、指宿にユックリするときは泊まってみたいものだ。
■04/29/2015 久々に立寄ったのが朝一番だったため、弥次ヶ湯の源泉が楽しめた。
鹿児島県指宿市十町1068
弥次ヶ湯温泉
0993−22−3030
営業時間 | 07:00 | 〜 | 21:00 | 入湯料 (大人立寄り) |
270円 | 泉質 | ナトリュウム-塩化物泉 |
原則第2・4木曜が定休だが変動もある