別府八湯 明礬温泉 山田屋

 明礬温泉の歴史有る名湯を守る山田や旅館は、温泉道のリストには掲載されているのだが、いつの間にか温泉本から抜けている。緑礬泉を楽しみにリニュアルされた宿に予約を入れた。(11/13/2009)

Mapion

 仕事が長引いて、到着したのは冷たい雨が降る夕方薄暗くなってからだ。細面の美人女将の案内で二階の部屋に通された。和風モダンの宿に生まれ変わったようだ。

 部屋で一休みしたら早速、湯小屋に行ってみよう。宿の玄関に置いてある椀の中に湯小屋の鍵が二つ入っている。宿泊者は好きなときに鍵さえあれば貸切で利用できる。


(翌朝の写真)

 小川を渡って、「別府保健所温泉許可第一号」の湯小屋の鍵を開ける。正面の仏様に手を合わせてから階段を下る。両方とも空いていたので右側へ入る。緑がかった湯を眺めながら、左側の源泉槽から湯を汲んで水で適温にして掛かり湯。

 別府通いで高温の湯に慣れてはいるが、これは正しくアチチッ!!の湯。強酸性の湯では有るが肌触りは優しい。しかし、いつもの癖で湯で顔を洗うと目に沁みて痛い。この湯なら新型インフルエンザも撃退できそう?

 朝から明礬の里を散歩して宿に戻って朝食を頂く。客室は5部屋12名定員。小さいからこそ行き届いたサービスが受けられる。

 仕事の都合で夕食無しの予約をしたことが悔やまれる。家内と泊まりたい宿だ。

大分県別府市明礬3組
山田屋旅館
0977−66−0332

営業時間 08:00 20:00 入湯料
(大人立寄)
原則立寄り不可 泉質 酸性含明礬-緑礬泉
pH:1.7 自然湧出

【別府八湯温泉道】 (63) 脱退

 前年度版の温泉本からのリストで廻っていたので気が付かなかったが2009-10年版では脱退に成っている。現実問題として女将さん一人では立ち寄り客に対応は無理なのだろう。スタンプと合言葉は今でも湯小屋に置いてある。 

空室確認&予約はここから

01/02/2010更新

inserted by FC2 system