にわか門徒のため息(お斎が足りない!)

 4/27(日)なんとか、二日間の仮通夜を終えて斎場での本通夜・告別式となった。

本通夜の深夜

  深夜まで詰めてくれる親族の数を想定して、昨夜から通夜料理を準備。人員の変動も予想されるし鉢盛で手配、頼みすぎた分は、翌朝の食事の一部にすれば良いので多めに30人分を手配した。

【斎場での通夜】

 上の写真は本通夜の読経が終わった後の深夜のスナップ。親族は別室につめているので、祭壇の前は淋しい。遺族だけ交代で線香の番をするのは昨夜と同じ。通夜自体は自宅での通夜が良かったような気がする。やはり自宅葬が良いのだろうが、スペースや家族のことを考えると斎場での葬儀になるのが現実か?

【コンビニでのお買い物】

 朝になってみると、暖かい汁物やパンが欲しいという人に備えて、近くのコンビニに行って見た。インスタントの汁物は、鰹出汁が使ってあったり、麺類も同じ、結局買えるものは少ない。お寺さんが現実問題として外食では精進は困難と言われた意味が実感となる。

【告別式の前に】

 13:00の告別式の前に11:00過ぎから、親族が順に「お斎(とき)」を摂る。昨日食事が必要な人を確認して手配していたが、昨夜一旦帰って再度来る人は、食事は済ませてくるよと言っていたのに数人が食事の席についていたそうで、危うくお寺さまの分まで亡くなりそうになった。精進料理の膳だから、すぐに追加とは行かないのでこのとき側に居た家内は慌てて買える物は少ないとわかっていながら子供達をコンビニに走らせた。

【メモ】

・実際にコンビニで商品を見ると判るが、思った以上に精進料理に使える商品は少ない。銘々膳にしてしまうと不足が出たときの対応が難しい。食べ物を粗末にするのが嫌いな板前の父の葬儀に余物を出したくなかったので予備を数名分しか頼まなかった為の失敗。

inserted by FC2 system