別府八湯温泉道 家内と湯巡り気分でノンビリと

 家内の誕生日休暇を週末にとって鉄輪の「おにやまホテル」に予約を入れた。なんでも創業50周年になるとかでプランされた「お得なプラン」だそうだ。(02/04-06/2011)

 博多の宮崎順子さんのキルトショップで買い物をしたいとの希望で、先ずは博多に向かう。買い物を済ませて改めて別府に向けて出発。昼過ぎに到着したので昼食は家内の希望で「いづつの海鮮丼定食」旨い。食後は家内が友人からも頼まれているとの事で竹細工で人気の山正さんでお買い物。

 シャイな奥さんは「風邪が流行ると売り切れる」と遠まわしな話をされるが、竹で出来た婦人用品が人気だそうだ。判る人には判るだろう。足りない分は送ってもらうようにした。

 買い物を済ませて、今夜の宿の「おにやまホテル」にチェックイン。東館の306号室に通された。荷物を解いて普段の立ち寄り湯では浸かれない南館の屋上にある空の湯に浸かる。大好きな壺湯が快適だ。

 家内は湯上りは部屋でノンビリ趣味のパッチワーク。私は夕食まで近くの熱の湯・砂原温泉をハシゴ。

 夕食は一番お得なプランで宿泊しているので一階の食事処になる。魚中心の会席+すき焼き+地獄蒸し+ふぐ刺しの何でも有りのメニュー。揚げ物と焼き物は後から暖かいものが出てきた。

 こうなると酒も欲しい。冷酒を二本頂いた。最後のデザートまで出てきて満足の夕食と成った。

 一休みしてから再び空の湯を試して寝る前には普段浸かれない男女入れ替えで玖倍里・瀧湯を楽しむ。翌朝は早くから目が覚めたので勿論朝湯を楽しんでから朝食バイキングに向かう。食べすぎだよ。

 食後は家内がチェックアウトの時間一杯まで朝湯を楽しむ。私は朝の鉄輪ゆけむり散歩。家内が夢タウンをうろついている間に、「なにこれ」で有名に成った「座っているような木」の前を通って海門寺温泉・春日温泉をハシゴ。駅の観光案内所に寄って杵築のグルめぐりのパンフが有るか聞いてみたが無いとの事。残念。午後の杵築行きのプランは中止かな?

 そのまま駅前高等温泉に寄って、昼前の最後の湯に不老泉に向かう途中で家内からランチコール。

 ランチはホテル白菊に向かう。昨年のトリ天ラリーでは評判の悪かったトリ天定食だが、別府トリ天と思うから抵抗が有るのが、ランチメニューと考えれば美味しいランチだ。

 主要ホテルには置いてあると聞いていたが、おにやまホテルにもホテル白菊にも杵築グルめぐりのパンフは無い。パンフを見せて奥豊後に行きたがっている家内を杵築に誘導しようと考えていたが、これで午後の目標は長湯温泉に決定。

通算十五巡目のスパポート

ケータイ温泉道大名人

29湯目 三段

139湯目(第442代名人)

■奥豊後温泉文化伝と阿蘇温泉郷湯ごもりキャンペーン

 別府を後にして水の駅で一休み。美味しい水を飲んで周りを見渡したら、随分と懐かしいジムニー発見。良いなぁ、綺麗にしてるし。。。

 私が旧ジムニーに見とれている間に家内は懐かしい切り餅を買ってきた。これも良い。

 長湯エリアに到着して我々が向かったのは翡翠の庄。なかなか宿泊の候補にならない貧乏人には高嶺の花の宿。立寄り湯を申し込んで案内してもらっている間に家内が聞きこんだ話では、冬場は直接電話して貰えれば割引も出来るとか。。。。。

 湯から上がって私は奥豊後温泉文化伝に家内は湯ごもりキャンペーンにスタンプを貰う。囲炉裏端で暫く休憩して次に向かったのは七里田温泉。何度も来ているが家内は下の湯は未体験。運良く貸切状態で楽しめた。家内はラムネ温泉館以上の泡付を体験して大喜び。一時間近くも浸かっていた。

 その間、男湯には北九州は八幡から大分通いを続ける別府の温泉名人二巡目八段のオイサンが来ただけ。オイサンの自慢話をウトウトしながら拝聴。

 まだ宿に向かうには早いので黒川まで行って家内の希望で山河に立寄る。「もやいの湯も薬師の湯もどうぞ」と言われたので両方楽しませてもらった。感謝。

 良い時間に成ったので久住ならぬ九重の自称別荘に向かう。廻りは除雪が済んでいるが、自称別荘の周辺は手が廻らないので雪だらけ。しっかり雪道を楽しんで到着。

 久しぶりに管理人の奥さんに会ったら元気が無い。聞いてみると氷柱が落ちで裏の樋や空調機が破損。表の排気ダクトも壊れたそうだ。

 そんな話を聞いたあとは、何時もの元気な奥さんの顔になって食事の支度を始めてくれた。馴染みの温泉に浸かって来たら夕飯の支度も出来ていた。頂きます。

 ややアル添臭いとはいえ冷酒も頂いて満足。

 夕食後にベランダから廻って氷柱の落ちた場所を見たら、氷柱なんて物ではなく氷の塊が落ちて来たようで、これでは壊れるはずだと納得。手摺側に氷塊を動かして通路を確保した。

 少し作業をして身体が冷えたので、もう一度湯に浸かって休む。

 朝食を頂いてノンビリしてから出発。目的地は産山村の花の温泉館。自称別荘で朝湯を使わなかったから、ここが本日の朝湯。循環がどうのと妙な話も聞くが、なかなかどうして良い湯だ。

 横にあったハーブ湯も試そうかと思ったら50度以上の温度に諦めた。

 何処に行こうかと家内に聞いたら久しぶりに竹田に行きたいというので、ちょうど竹田城下雛まつりも開催中だし行って見よう。

 市内で駐車場を探していたら銀行の駐車場に「観光用の駐車可」の案内を見つけた。流石だなぁ。

 しばし散策を楽しんだら身体が冷えてきたので温泉に浸かりたい。竹田市内なら花水月が良いだろう。土産物も探せるし休憩施設もある。

 女湯の白水ダムのオブジェには湯が流れて無かったそうだが、男湯の円形分水の湯口は湯が溢れていた。

 そろそろ昼時。空腹は覚えるが昔の思い出が邪魔をして。。。胡麻うどんの後口を思い出して。。。。空腹では有るが瀬の本まで戻って八菜屋のボルシチやだご汁が食べたくなった。

 しみじみと旨い。身体も温まる。良いなぁ。。

 さて、お腹も落ち着いたし少し下って小田温泉に向かう。勤務先の女性陣が最近通っている宿「彩の里」に立ち寄り湯。

 湯上りにはラウンジでコーヒーを飲みながら休憩。ここも家内は気に入ったようだ。この数年の宿では垂玉温泉山口旅館が一番のお気に入りなのだが。。。。

 家内の阿蘇湯ごもりキャンペーンのスタンプも五つ集まった事だし、そろそろ下って小国の岩永本店で馬刺しを買って家路につこう。

 このまえ12湯完湯で葉書を出したし、今度の分も合わせて4万円分の宿泊補助が当たる予定だから4月に入ったら何処か阿蘇の良い湯に浸かりたいと楽しい夢を乗せて長崎道を走る何時もの御気楽夫婦の湯巡り旅だ。当たると良いなぁ。。。。

fwd-net長崎・諫早

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